目次
文明化の経験 近代転換期の日本
- 安丸 良夫(著)
- 序論 課題と方法
- 1 表象と意味
- 2 社会的意識形態
- 3 「通俗道徳」論からの展望
- 4 国民国家日本
- 5 戦後歴史学と「民衆史」
- 6 歴史の論理
- 第一章 生活思想における「自然」と「自由」
- はじめに
- 一 石田梅岩のばあい
- 二 食行身禄のばあい
- 三 安藤昌益のばあい
- おわりに
- 第二章 民俗の変容と葛藤
- 一 近世的民俗相の展開
- 二 不安の領域
- 三 「近代化」過程における抑圧と編成替え
- 第三章 近代転換期における宗教と国家
- はじめに
- 一 近代天皇像の造形
- 二 祭政教一致を求めて
- 三 廃仏毀釈とキリシタン問題
- 四 神々の体系
- 五 神道国教主義をめぐる対抗
- 六 「信教の自由」と国家
- おわりに
- 第四章 民衆運動における「近代」
- 一 民権運動の形成
- 二 民権運動の諸相
- 三 「激化」の系譜
- 四 顚倒された世界
- おわりに
- 第五章 明治一〇年代の民衆運動と近代日本
- 一 課題と方法
- 二 自由民権運動とは何だろうか
- 三 歴史の拡がり
- 第六章 困民党の意識過程
- 一 民衆運動史への「思想史」からの接近
- 二 負債をめぐる対抗の図式
- 三 モラル・エコノミーと実力行使
- 四 蜂起の意識過程
- おわりに
- 補論一 民衆宗教と「近代」という経験
- はじめに
- 一 三教一致と近世的コスモロジー
- 二 食行身禄と石田梅岩
- 三 民衆宗教とはなにか
- 四 国民国家と宗教的自律性
- 五 近代のジレンマと近世的コスモロジーの衰弱
- 補論二 現代日本における「宗教」と「暴力」
- はじめに
- 一 歴史的背景
- 二 近代日本の宗教体系
- 三 国体論的原理主義の急進化
- 四 現代日本における世俗的なものの「勝利」と「平和」
- 五 世界システムと宗教的原理主義
- おわりに
- 補論三 砺波人の心性
- はじめに
- 一 砺波地域の外見的な特徴
- 二 真宗篤信地域と人口動態
- 三 経済活動の特質
- 四 県民性の調査から
- おわりに
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