目次
いのちはなぜ大切なのか (ちくまプリマー新書)
- 小澤 竹俊(著)
- はじめに−「いのちはなぜ大切なの?」
- 第一章 美しい話ぼかりでは、いのちの大切さは伝えられない
- 「いのちの授業」を再点検してみる
- (1)「いのちはひとつしかない」から大切なのか?
- いのちに限りがあることを実感する「非日常」
- 非日常の美しさは、長くは続かない
- (2)「死がこわくないから」いのちを大切にしないのか?
- (3)「いのちは先祖からつながってきたものだから」大切なのか?
- いままさに若しんでいる人に「いのちのバトン」の話は有効か?
- 「いのちのバトン」のもう一つの危険
- 第二章 「死はこわいと思うのが正しい」のか?
- 「いのちの教育」には答えがない?
- いのちの教育のための「認識論」
- ○×で答えられる問題と、答えられない問題
- 「死はこわい」は、○×で答えられるか?
- 「認識論」が持ついのちの教育への可能性
- 同じ状態でイライラしない理由を考えてみる
- 死を前にして、なぜ死をこわくないと思えるか
- 苦しみから自由になる「手放し感」
- 「死はこわいと思うこと」は正しい場合と正しくない場合がある
- いのちの教育は、きれいごとであってはいけない
- 第三章 傷つける原因は「苦しみ」である
- 「いのちの教育」のゴールは、人や自分を傷つけないこと
- 傷つけるのは、苦しみがあるから
- 苦しみはなくならない。苦しくても傷つけない方法を考える
- 希望と現実の開きが「苦しみ」
- 理不尽な苦しみ
- 原因を取り除けないときにどうするか
- 第四章 人がおだやかでいられるための「三つの柱」
- (1)将来の夢
- 一人称の幸せには限界がある−『ファウスト』から学んだもの
- 将来の夢−私の場合
- 夢が見つからない人もあわてなくていい
- (2)大切な人との関係
- 凶行を思いとどまらせた母親のひと言
- 「最後の治療」−難病の少女の詩
- あなたに支えがいなかったとしても、あなたは誰かの支えになれる
- (3)自分の自由
- 「自分が大事な人間である」と思える
- 第五章 苦しみをとり除き、自分を肯定するためには
- very good(とてもよい)とgood enough(これでよい)
- 役に立つ
- 役に立たなくなったときどうするか
- 「自立」を失っても、「自律」は失わない
- 一人ひとりの支えられ方は、非常に個別性が高い
- 苦しみの中にいる人は、自分を外からは見られない
- 「僕にはぜったいこの病気が必要だった」
- 第六章 「ニヒリズム」は超えなければならない
- 人生に意味はない?
- 信念同士は対立する。だからほかに共有できるものを探す
- すべてを認める
- 思春期はなかなか自分を好きになれない。でもそれは必要な時期
- おわりに−なぜ人は苦しみながら生きていくのか
- 参考文献
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