序章課題と方法
- 第一節問題設定
- 第二節先行研究のまとめ
- 第三節分析の枠組み
- 第四節本論文の構成
第一章男子中等教育システムの形成−中等学校令成立の基盤形成過程１−
- はじめに
- 第一節昭和初期の中等教育の状況
- 第二節臨時教育会議以降の制度整備
- 小括
第二章女子中等教育システムの形成−中等学校令成立の基盤形成過程２−
- はじめに
- 第一節女子中等教育システムの形成
- 第二節家族システムとの構造的カップリング
- 第三節男子教育システムにおける「学歴」メディアへの依存
- 小括
第三章青年教育システムの形成−青年学校令成立の基盤形成過程−
- はじめに
- 第一節中等教育システムのネガとしての青年教育
- 第二節実業補習学校の系譜
- 第三節青年訓練所の系譜
- 小括
第四章中等教育システムと青年教育システムの関係構造−学校教育法成立前後の変化−
- はじめに
- 第一節戦後学制改革以前の中等教育システム−分岐による選抜−
- 第二節戦後学制改革による中等教育システム−段階による選抜−
- 第三節「分岐による選抜」と「段階による選抜」の比較
- 小括
第五章男女両中等教育システムの融合−単線型学校体系成立以降の動き−
- はじめに
- 第一節戦後教育改革時の中等教育システムの男女区分−一九四〇年代後半〜一九五〇年代−
- 第二節家庭科女子必修下の中等教育システムの男女区分−一九六〇年代〜一九七〇年代−
- 第三節家庭科男女共修実現時の中等教育システムの男女区分−一九八〇年代〜一九九〇年代−
- 小括
終章結論と展望
- 第一節分析の結果
- 第二節課題に対する結論
- 第三節本研究から開かれる展望