目次
サロメのダンスの起源 フローベール・モロー・マラルメ・ワイルド
- 大鐘 敦子(著)
- 序章 サロメのダンス
- 1 マルコによる福音書
- 2 マタイによる福音書
- 3 フラウィウス・ヨセフス『ユダヤ古代誌』
- 4 ヤコブス・デ・ウォラギネ『黄金伝説』
- 5 フローベール『ヘロディアス』
- 6 ワイルド『サロメ』
- 第Ⅰ章 フローベール『ヘロディアス』
- 1 物語の構想
- 2 民族・政治・宗教
- 3 供犠の物語
- 4 バビロンの誘惑
- 5 大地母神キュベレー
- 6 サロメのダンス
- 第Ⅱ章 フローベールとモロー
- 1 二人のギュスターヴ
- 2 供機の主題
- 3 《スフィンクス》あるいは「宿命の女」
- 4 月の女神の系譜
- 第Ⅲ章 フローベール『ヘロディアス』とマラルメ『エロディアード』
- 1 フローベールとマラルメ
- 2 殉教
- 3 太陽と月
- 4 エロディアードのダンス
- 5 『観念との結婚(Épouser la Notion)』
- 第Ⅳ章 フローベール『ヘロディアス』とワイルド『サロメ』
- 1 フローベールとワイルド
- 2 「バビロンの娘」
- 3 供犠のテーマ
- 4 月の神話
- 5 聖性のエクリチュールから誘惑のエクリチュールへ
- 終章 フローベールの射程
- 1 神話の源泉と美術史概観
- 2 聖史劇にみられる「サロメのダンス」
- 3 ヘロディアス=サロメの文学史における登場
- 4 『イセングリムス』からグリム、ハイネ『アッタ・トロル』まで
- 5 十九世紀
- 6 舞台
- 7 サロメ分類法
- 8 現代のサロメ
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