目次
読む源氏物語読まれる源氏物語
- 吉井 美弥子（著）
- Ⅰ 『源氏物語』の「声」・身体・人物
- 第一章 『源氏物語』正編の「声」
- 第二章 『源氏物語』続編の「声」
- 第三章 弁少将の「歌声」
- 第四章 歌う光源氏
- 第五章 末摘花の身体・衣・性
- 第六章 『源氏物語』の「髪」へのまなざし
- 第七章 葵の上の「政治性」とその意義
- Ⅱ 宇治十帖の〈語り〉・方法
- 第八章 薫をめぐる〈語り〉の方法
- 第九章 薫と〈女三の宮〉
- 第十章 宇治八の宮の「琴の琴」
- 第十一章 早蕨巻の方法
- 第十二章 中の君の物語
- 附節 宇治・大君・匂宮について
- 第十三章 宿木巻の方法
- 第十四章 宿木巻と「過去」
- 第十五章 浮舟と父八の宮
- 第十六章 浮舟物語における七夕伝説
- 第十七章 浮舟物語の一方法
- 第十八章 蜻蛉巻試論
- 第十九章 『源氏物語』の二人の小君
- 第二十章 夢浮橋巻の沈黙
- Ⅲ 読まれる『源氏物語』
- 第二十一章 「夢の浮橋」架橋考
- 第二十二章 倉橋由美子と『源氏物語』
- 第二十三章 田辺聖子と古典文学
- 第二十四章 宇治十帖転生
- 第二十五章 教材としての『源氏物語』
- 第二十六章 国語教科書における『源氏物語』
- Ⅳ 『紫式部日記』を読む
- 第二十七章 『紫式部日記』における和歌の場面についての試論
- 附節 『紫式部日記』の「めでたし」
- 第二十八章 『紫式部日記』論
- 附節 『紫式部日記』追考
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