目次
- 序章 メキシコ革命とカトリック教会
- 1.研究課題と問題意識
- 2.メキシコ革命とカトリック教会の問題
- 3.キリスト教諸国における多様な政教関係とメキシコの事例
- 4.メキシコ革命研究の進展
- 5.メキシコにおける国家と教会に関するこれまでの研究
- 第Ⅰ部 革命以前の政教関係
- 第1章 メキシコ建国期(1810−1854年)における国家とカトリック教会
- 1.メキシコの独立とカトリック教会
- 2.宗教保護権をめぐる抗争
- 3.19世紀前半の自由主義思想と反教権主義
- 第2章 レフォルマ革命(1854−1876年)とカトリック教会
- 1.レフォルマ革命の勃発とフアレス法およびレルド法
- 2.1857年憲法の制定過程と反教権主義条項
- 3.レフォルマ戦争と改革諸法
- 4.メキシコ市における教会所有不動産の解体と都市空間の変容
- 第3章 ディアス時代(1876−1911年)とカトリック教会
- 1.ディアス時代におけるカトリック教会に関する伝統史観の検討
- 2.教会「再建」への道
- 3.ディアス大統領と教会首脳
- 4.カトリック教会の社会活動
- 5.教育とカトリック教会
- 第Ⅱ部 革命期の政教関係
- 第4章 革命勃発とカトリック教会
- 1.革命勃発の背景とマデロ運動
- 2.国民カトリック党(PCN)の結成とカトリック勢力の政治進出
- 3.国民カトリック党(PCN)とウエルタ反革命政府
- 第5章 内戦期のカトリック教会
- 1.内戦の展開
- 2.教会の破壊と聖職者追放の実態とその理由
- 3.教会組織の崩壊と新しいカトリック勢力
- 第6章 メキシコ革命憲法制定議会と代議員
- 1.制憲議会代議員の選出過程
- 2.218名の代議員の実像
- 3.議会運営委員会構成員から分析する制憲議会の特徴
- 第7章 1917年革命憲法の反教権主義条項とその審議過程
- 1.教育の自由に関する第3条の審議過程
- 2.「信教の自由」を保障した第24条の審議過程
- 3.宗教団体と聖職者の活動を規制した第130条の審議過程
- 4.第27条における教会問題
- 第Ⅲ部 対決から協調へ
- 第8章 国家と教会の対決から協調への20年(1920−1940年)
- 1.革命憲法の修正をめぐる国家と教会の全面対決にいたる過程
- 2.カリェス大統領と反教権主義憲法条項の実施
- 3.クリステーロの乱と1929年の「和平協定」
- 4.「和平協定」後の国家とカトリック教会の関係
- 第9章 「非公式の協調時代」と1979年のローマ教皇のメキシコ訪問
- 1.戦後メキシコ社会の変容とカトリック教会
- 2.ローマ教皇の訪問要望とメキシコ側の反応
- 3.メキシコ政府の「ローマ教皇受け入れ公式表明」から改憲論へ
- 4.メキシコにおけるヨハネ・パウロ2世
- 第10章 サリナス政権による1992年の憲法改変とカトリック教会
- 1.反教権主義条項改変への道
- 2.サリナス改革における反教権主義条項の改変過程
- 3.改変された反教権主義条項と教会の新しい地位
- 終章 確立したメキシコにおける政教分離とカトリック教会
- 補論 現代メキシコ社会とカトリック教会
- 1.国際比較でみる現代メキシコ社会と宗教
- 2.メキシコ人にとってのカトリック信仰と教会
- 3.国勢調査にみるカトリック社会の変容
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