目次
呪われたナターシャ 現代ロシアにおける呪術の民族誌
- 藤原 潤子(著)
- 序章 呪術の「リアリティ」
- 1 呪術を信じはじめる人びと
- 2 ロシアの呪術
- 3 文化人類学における先行研究
- 4 本書の構成
- 5 調査の概要と記述対象
- 第一章 呪われたナターシャ
- 1 ナターシャの生活世界−ロシア連邦カレリア共和国
- 2 ナターシャとの出会い
- 3 ナターシャの語り
- 4 隠されていた「真実」の発見
- 第二章 世代を超えて伝えられた秘儀
- 1 北ロシアで呪術師を探す
- 2 ポリーナの場合
- 3 ニーナの場合
- 4 リディヤの場合
- 5 アンナの場合
- 6 「効く」からこそ
- 第三章 呪術の「科学」化と無神論の「克服」
- 1 超能力者とよばれる人びと
- 2 力の源泉
- 3 信仰への目覚め
- 4 ロシアの呪術と世界のオカルト
- 5 呪術の「科学」的根拠
- 6 正教会による呪術との闘い
- 7 無神論の「克服」
- 第四章 マスメディアが作りだす新たな呪術ネットワーク
- 1 実用呪術書の売られ方
- 2 ベストセラー呪術師ステパーノヴァ
- 3 地方紙における呪術講座
- 4 口コミ情報紙における助け合い
- 5 地縁共同体に代わるネットワーク
- 第五章 呪術実践を支える学術成果
- 1 流用される学術書
- 2 民族学者への非難
- 3 呪術を信じはじめる民族学者−「カレリア一有名な呪術師」の誕生
- 4 民族学者への悩み相談−「渇きの呪術」をめぐって
- 5 オカルト化する学術研究−シャーマニズム研究者らの語りから
- 6 本書『呪われたナターシャ』の効用
- 終章 時空を超えて循環する知識
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