目次
原胤昭の研究 生涯と事業
- 片岡 優子(著)
- 序章
- 第1節 先行研究の検討
- 第2節 本書の課題と研究の視点
- 第3節 研究方法と本書の構成
- 第1章 原胤昭の出自と思想形成
- 第1節 家庭環境
- 第2節 江戸町奉行所与力としての原胤昭
- 第3節 明治維新を迎えて
- 小括
- 第2章 築地・銀座における活動
- 第1節 キリスト教との出会いと受洗
- 第2節 耶蘇教書肆十字屋
- 第3節 原女学校(成樹学校)と幼稚園の設立
- 第4節 救済義会の結成
- 第5節 奉教自由の建白
- 第6節 江戸錦絵の刊行と筆禍事件
- 第7節 監獄改良・出獄人保護事業への志
- 小括
- 第3章 兵庫仮留監教誨師時代
- 第1節 当時の行刑に関する時代背景
- 第2節 兵庫仮留監における監獄改良事業
- 第3節 『備忘緊要昭和九年八朔后ノ気附』(原1934)に見る原の兵庫仮留監時代
- 第4節 日本組合基督神戸教会の人々との交流
- 第5節 監獄改良の師J.C.ベリーとの関わり
- 第6節 教誨方法や「カード」の創案
- 第7節 神戸における出獄人保護事業
- 第8節 監獄論集の作成
- 第9節 兵庫仮留監在任中の監獄改良論
- 第10節 釧路集治監・アトサヌプリ硫黄山における囚人労働の実態を視察
- 小括
- 第4章 北海道集治監教誨師時代
- 第1節 釧路集治監教誨師時代
- 第2節 樺戸集治監教誨師時代
- 小括
- 第5章 明治期の出獄人保護事業
- 第1節 東京出獄人保護所の創設
- 第2節 創業時の東京出獄人保護所の運営状況
- 第3節 保護実務の実際
- 第4節 創立から1912年末までの保護実績
- 第5節 後進の育成及び諸活動
- 小括
- 第6章 大正期の出獄人保護事業と東京出獄人保護所の財政状況
- 第1節 東京出獄人保護所の財政及び運営状況
- 第2節 大正期以降の保護実績
- 第3節 『出獄人保護』(原1913b)の意義
- 第4節 「出獄人保護とは何ぞや」(原1914b)
- 第5節 関東大震災後の東京出獄人保護所の状況
- 第6節 原と司法省との関係
- 第7節 著作執筆及び陳情による刑余者に対する差別撤廃への取組
- 第8節 原の保護事業観と社会事業観
- 小括
- 第7章 中央慈善協会における活動
- 第1節 貧民研究会の発足から中央慈善協会発会まで
- 第2節 中央慈善協会の常務幹事としての活動
- 第3節 中央慈善協会の活動内容
- 第4節 救済事業調査会
- 第5節 原常務幹事の地方巡回
- 第6節 浮浪人研究会の結成
- 第7節 内務省細民調査への参加
- 第8節 貧困層の住宅問題
- 第9節 小住宅事業
- 第10節 『慈善』から『社会と救済』へ
- 小括
- 第8章 児童保護活動
- 第1節 岡山孤児院東京地方委員としての原胤昭の活動
- 第2節 児童虐待防止事業
- 第3節 浮浪児童・少年の保護
- 第4節 著書『母と子 前篇』(原1909e)及び『母と子 後篇』(原1909f)の出版
- 小括
- 第9章 東京府慈善協会における活動
- 第1節 東京府慈善協会の創立
- 第2節 東京府慈善協会の主な事業内容
- 第3節 東京府慈善(社会事業)協会における原胤昭の活動
- 小括
- 第10章 昭和期の原胤昭の動向とその終焉
- 第1節 七十路会と「基督教の古文献」の蒐集
- 第2節 昭和期の原胤昭の動向
- 第3節 原胤昭の逝去
- 結びにかえて
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