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目次

「近代の超克」再考

  • 菅原 潤(著)
  • 序章 「世界史的立場と日本」との対比
    • 一 海外の視線の変化
    • 二 先行研究の問題性
    • 三 京都学派の問題
    • 四 「世界史的立場と日本」と「近代の超克」における鈴木成高の立場
    • 五 「近代の超克」をどう読むか
  • 第Ⅰ部 「近代の超克」の前史
  • 第一章 原点としての生田長江
    • 一 なぜ生田長江を扱うのか
    • 二 長江の超克論
    • 三 「人道主義者」としての長江
    • 四 ニヒリズムを欠くニーチェ
    • 五 ニーチェ、「超克」理解のすれ違い
    • 六 フェミニズムへの影響から見た長江の思想の射程
  • 第二章 亀井勝一郎におけるニヒリズム
    • 一 昭和期のニーチェ受容について
    • 二 芸術か、政治か
    • 三 シェストフとの出会い
    • 四 河上徹太郎、小林秀雄の見たシェストフ
    • 五 保田与重郎、中島栄次郎の立場
  • 第三章 中島栄次郎と保田与重郎の「不安」
    • 一 中島栄次郎への注目
    • 二 雑誌『コギト』の三人組
    • 三 不安から感動へ
    • 四 「当麻曼陀羅」
    • 五 中島の言語論
  • 第四章 保田与重郎と三木清におけるロマン主義
    • 一 保田と三木の関係
    • 二 非日常的なリアリティの探究
    • 三 不安からネオヒューマニズムへ
    • 四 ロマン主義をめぐる三木と保田の対立
    • 五 ミュトスの視点
  • 第Ⅱ部 「近代の超克」と「世界史的立場と日本」
  • 第一章 二つの「哲学的人間学」
    • 一 二人の接点
    • 二 生の哲学・文化への関心
    • 三 生活形式から文化形式へ
    • 四 三木における「社会的身体」
    • 五 「世界主義」は可能か
    • 六 民族は複数的か
  • 第二章 高山岩男『世界史の哲学』をめぐる攻防
    • 一 『世界史の哲学』の背景
    • 二 歴史的世界の多元性と特殊的世界史
    • 三 世界史は多元的なのか
    • 四 普遍的世界史の発端としてのヨーロッパ近代
    • 五 モラリッシェ・エネルギー−一元論への転落
    • 六 呼応的原理と世界史の哲学
    • 七 世界史の哲学のアポリア
  • 第三章 鈴木成高における「超克すべき近代」という問題
    • 一 「世界史的立場と日本」から「近代の超克」へ
    • 二 西洋的課題としての「超克」
    • 三 西洋におけるルネサンスの両義性
    • 四 座談会一日目冒頭における河上の発言
    • 五 ルネサンス問題を拡散させる鈴木の発言
    • 六 議論の主導権の交替
    • 七 鈴木における「新しい中世」
    • 八 ロマン主義の再評価
  • 第四章 「真剣に近代というものを通って来たか」
    • 一 小林と保田の親近性
    • 二 日本音楽への興味
    • 三 「一流の人物は皆なその時代を超克しようとする」
    • 四 近代以前の西洋に対する無関心
    • 五 シェストフ論との関連
    • 六 「先へと通りぬけてしまった」「超克」
    • 七 保田与重郎との接点
  • 第Ⅲ部 「近代の超克」の行方
  • 第一章 林房雄の「進歩性」
    • 一 近代主義者としての林
    • 二 プロレタリア大衆文学という視点
    • 三 長州藩の革命性
    • 四 文学界グループに転身した理由
    • 五 勤王思想の発見
    • 六 下関戦争の位置づけの転換
    • 七 「進歩主義」から「保守主義」へ、「排外主義」から「急進主義」へ
  • 第二章 日本文化における「回心」
    • 一 林房雄と竹内好の親近性
    • 二 転向文化と回心文化
    • 三 直輸入としての日本文化
    • 四 民族という視点
    • 五 加藤自身のロマン派との関係
    • 六 「原体験」の普遍化可能性
  • 第三章 「竹内−加藤モデル」から保田与重郎へ
    • 一 再び高山岩男へ
    • 二 資本主義だけが超克されるのか
    • 三 平野謙による「近代の超克」書評から浮かび上がること
    • 四 高山『世界史の哲学』の評価をめぐって
    • 五 「竹内−加藤モデル」の特徴
    • 六 「勝利の悲哀」と「偉大な敗北」
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