序章宗教団体の法と国家の法
第Ⅰ部寺法制定から宗教団体法下の宗制まで
第一章明治政府の宗教政策と本願寺教団
- 第一節明治初期の宗教政策
- 第二節宗規綱領の制定
第二章本願寺寺法の制定
- 第一節本願寺教団の改革と東移事件
- 第二節当時の憲法構想と寺法
第三章太政官布達第一九号と宗制・寺法の制定
- 第一節内務省達乙第七号と太政官布達第一九号
- 第二節明治一九年本願寺派宗制・寺法の制定
- 第三節大正デモクラシーと本願寺派
第四章宗教団体法の成立と昭和一六年宗制
- 第一節宗教団体法制定と本願寺派の対応
- 第二節真宗本願寺派宗制
- 第三節翼賛運助と本願寺派
第五章寺法・宗制の「立憲主義」
第Ⅱ部戦後の憲法改正と浄土真宗本願寺派宗制・宗法の制定
はじめに
第六章敗戦直前・直後の本願寺派の法制と宗会
第七章ＧＨＱ占領統治下における新宗制・新宗法草案作成過程
- 第一節ＧＨＱ占領統治・宗教法人令・憲法制定過程
- 第二節第九八回臨時宗会議案・提案説明・審議
- 第三節第九九回定期宗会における新宗制・新宗法制定への対応
- 第四節ＧＨＱ・政府の憲法制定過程と新宗制・新宗法の起草
- 第五節草案作成過程
- 第六節公表草案条文（未定稿）の要点
- 第七節草案公表以降、宗会上程までの内局の対応
- 第八節宗務顧問所会議と新宗制・新宗法案
- 第九節草案条文と制定条文の比較
第八章第一〇〇回臨時宗会と議案審議
- 第一節宗会構成
- 第二節第一日・九月三日の宗会
- 第三節第二日・九月四日の宗会
- 第四節第三日・九月五日の宗会
- 第五節新宗法上重要な章・条文の審議
第九章日本国憲法制定過程と新宗制・新宗法制定
- 第一節教団組織・機構民主化の法的根拠
- 第二節ＧＨＱの介入・干渉
- 第三節マッカーサー草案と新宗法の類似牲
第一〇章新宗制・新宗法の教団組織・機構と法構造
- 第一節門主・宗政総局・宗会・審判院の四権と立憲主義
- 第二節新宗制・新宗法の改正手続と宗門投票
- 第三節新宗制の最高規範性
- 第四節新宗法の最高規範性と立憲主義
第一一章新宗制・新宗法制定の意義
- 第一節新宗制・新宗法の講成と宗教法人令
- 第二節門主制存続と宗務機関の三権分立制
- 第三節新宗制・新宗法の二元化形態
おわりに