序論フリードリッヒ・フレーベル「生命の合一」思想について
第１章近代教育の始まり
- 第１節教育思想の二面性
- 第２節中村正直の道徳思想と女子教育
- 第３節東京女子師範付属幼稚園と教育内容
- 第４節フレーベル文献の導入
- 第５節日本人による幼児教育論の展開
第２章婦人宣教師によるフレーベル教育の展開
- 第１節婦人宣教師の教育活動−Ｓ．スミスとＣ．ロース
- 第２節Ａ．Ｌ．ハウによるフレーベル教育の導入
- 第３節Ｊ．Ｋ．Ｕ．の宣教活動とフレーベルの再認識
- 第４節Ｇ．キュックリッヒとＭ．クックのフレーベル教育
第３章新教育の時代とフレーベル教育
- 第１節自由主義教育の広まり
- 第２節倉橋惣三の「フレーベル主義新釈」
- 第３節「幼稚園令」制定の意義
- 第４節「大正新教育」運動とフレーベル研究の成果
第４章フレーベル教育の全体的研究
- 第１節昭和期・教育界の様相−Ｓ．アルウィンと玉成幼稚園
- 第２節後藤真造のフレーベル研究
- 第３節小川正行の『フレーベルの生涯及思想』
- 第４節フレーベル研究の動向
第５章児童神性のフレーベル教育論
- 第１節長田新の宗教教育論
- 第２節『児童神性論』とフレーベル教育学
- 第３節創造的自己活動の本質
- 第４節フレーベル研究の特徴と荘司雅子への継承