目次
近世の非合法的訴訟
- 大平 祐一（著）
- 序章 本書の課題と構成
- 第一章 駕籠訴・駆込訴の取扱い
- 第一節 『駕籠訴・駆込訴取扱帳』
- 第二節 老中への駕籠訴・駆込訴
- 第三節 三奉行への駕籠訴・駆込訴
- 第四節 小括
- 第二章 駕籠訴・駆込訴の背景
- 第一節 序
- 第二節 訴訟抑圧
- 第三節 不公正な審理
- 第四節 訴訟遅延
- 第五節 「上訴」制度の不備
- 第三章 駕籠訴・駆込訴の機能
- 第一節 審理の実現
- 第二節 「法」の回復・実現
- 第三節 「訴訟」制度の補完物・近世国家の安全弁
- 終章 「訴訟」制度の限界と駕籠訴・駆込訴の意味
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