目次
雇用関係法 １ （学術選書 労働法 労働法研究）
- 秋田 成就（著）
- 第一部 労働契約の法理論化に向けて
- 〈解題〉
- １ 労働法における「身分から契約へ」
- 〈追補〉 労働法における「身分から契約へ」・再論
- ２ 労働契約における契約の推定操作について
- ３ 労働契約論
- ４ 労働契約における権利と義務の考察
- ５ 日本的雇用慣行と労働契約
- 第二部 労働契約と就業規則
- 〈解題〉
- １ 就業規則の法的性格と変更の効力
- ２ 就業規則の一方的変更とその法的効果
- ３ 就業規則の法的効力
- 〈判例研究〉
- １ 定年延長に伴う賃金の減額を定めた就業規則変更の効力
- ２ 週休二日制に伴う平日勤務時間延長と就業規則の不利益変更
- 第三部 賃金・労働時間・年次有給休暇
- 〈解題〉
- （１）賃金
- １ 賃金の法的関係論
- ２ 賃金決定における人事考課の法的問題
- 〈判例研究〉
- １ 法人格否認と親会社の賃金支払義務−川岸工業事件
- ２ スト中の賃金−ノースウエスト航空事件
- ３ 賞与の支給日在籍要件−日本ルセル事件
- （２）労働時間・年次有給休暇
- １ 三六協定に伴う諸問題
- ２ 年次休暇と争議行為
- 〈追補〉 最高裁「三・二判決」の法理と意義
- 〈判例研究〉
- １ 時間外労働義務−（１）日本鋼管事件／（２）日立製作所事件
- ２ 管理監督者の時間外勤務手当−彌榮自動車事件
- ３ 年次休暇と争議行為−白石営林署事件
- ４ 計画休暇と時季変更権−高知郵便局事件
- ５ 勤務割制と時季変更権行使の適法性−電電公社関東電気通信局事件
- ６ 時季変更権行使の適法性−時事通信社事件
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