目次
米国の対外不均衡の真実
- 竹中 正治(著)
- 第1章 米国の対外純負債の持続可能性を再考する
- はじめに
- 1.2000年代における分析視点の新展開
- 2.米国の経常収支赤字の持続可能性に関する判断
- 3.対外資産・負債規模の拡大と投資リターン格差を変数に加えた「長期的に持続可能な貿易収支比率(対名目GDP)」
- 4.貿易収支比率とSTBRの相関関係をもたらす経済過程
- 5.対外資産・負債比率の拡大はどこまで可能か
- 6.対外資産・負債の投資リターン格差の諸要因と持続可能性
- おわりに
- 第2章 米国の2000年代の対外不均衡拡大とその要因
- はじめに
- 1.米国の経常収支変化とその要因をめぐる理論的な枠組み
- 2.米国の2000年代の対外不均衡拡大の要因を考える
- 第3章 米国における家計の資産価値と貯蓄率の関係
- はじめに
- 1.家計の負債・所得比率の趨勢的な上昇
- 2.2007年以降の家計の資産価値の急減と負の資産効果
- 3.家計のバランス・シート調整の異なる2つのコース
- 4.住宅価格指数に関する補足
- 第4章 国際通貨・金融史におけるレジーム・シフトと21世紀の国際通貨体制の展望
- はじめに
- 1.戦後国際通貨体制の変遷と諸問題のレビュー
- 2.ドル基軸通貨体制の行方
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