目次
南島の自然誌 変わりゆく人−植物関係
- 山田 孝子(著)
- 第1章 自然誌の探求への道
- 1−1 目的
- 1−2 自然誌探求への動態的視点
- 1−3 調査地と調査方法
- 1−4 南島の概況
- 第Ⅰ部 海がさえぎる自然誌
- 第2章 八重山における植物の命名と分類
- 2−1 命名の構造
- 2−2 分類の論理
- 2−3 命名・分類にみる地域性と普遍性
- 第3章 八重山における植物相の活用
- 3−1 利用形態
- 3−2 食に欠かせない野生種
- 3−3 健康を支える民間薬
- 3−4 象徴的意味の担い手
- 3−5 利用形態にみる普遍性と地域性
- 第4章 東カロリン諸島プンラップ島における人−植物関係
- 4−1 自然環境上の八重山との共通性
- 4−2 プンラップ島における植物利用
- 4−3 利用にみる八重山との汎太平洋的共通性
- 第Ⅱ部 知の体系としての自然誌
- 第5章 八重山の民俗的植物知識
- 5−1 シダ植物(Pteridophyta)
- 5−2 種子植物(Spermatophyta)
- 第Ⅲ部 移り変わる自然誌
- 第6章 伝統的植物知識の維持と変容
- 6−1 食用植物利用にみる「伝統」の維持
- 6−2 忘れられる植物名
- 第7章 儀礼が支える伝統的自然知
- 7−1 神行事とこれを支える集落の体制
- 7−2 プーリン(豊年祭)に蘇る自然知
- 7−3 プーリンの簡略化
- 7−4 自然知の担い手となる神行事
- 第8章 自然誌の動態と伝統の連続性
- 8−1 同一文化圏におけるミクロな地域性と共通性
- 8−2 人−植物関係の超文化的パラダイム
- 8−3 八重山の事例が示す伝統的知識の連続性
- 8−4 伝統の連続性とは
- 8−5 伝統とモダニティとの共生
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