目次
ドイツ住宅問題の社会経済史的研究 福祉国家と非営利住宅建設
- 永山 のどか(著)
- 序章
- 第1節 住宅問題の類型化と非営利住宅建設
- 第2節 福祉国家論における1920年代住宅政策・非営利住宅建設
- 第3節 本著の構成
- 第1部 都市と住宅
- 第1章 金属加工業の都市ゾーリンゲン
- 第1節 中世から工業化までの金属加工業の発展
- 第2節 工業化時代の金属加工業
- 第3節 労働運動の高まり
- 第4節 都市問題発生とその対策
- 第2章 非営利住宅建設と金属加工業の企業家
- はじめに
- 第1節 ゾーリンゲンの産業構造
- 第2節 第一次世界大戦前
- 第3節 第一次世界大戦後(1920年代)
- 第4節 企業家の非営利住宅供給組織への援助の背景
- 第5節 企業家の公共的関心の原点
- 小括
- 第3章 非営利住宅建設と市議会
- はじめに
- 第1節 市の住宅政策と非営利住宅建設
- 第2節 市議会の構成と市政
- 第3節 住宅建設助成金導入・配分をめぐる議論
- 小括
- 第4章 非営利的建設業者バウヒュッテの活動
- はじめに
- 第1節 バウヒュッテ全国組織「社会的建設経営連盟」(VsB)
- 第2節 VsBの「公益性」と建設業利益団体
- 第3節 バウヒュッテ・ゾーリンゲン
- 小括
- 第2部 非営利住宅建設と熟練工・労働者
- 第1章 非営利住宅建設と借家市場
- はじめに
- 第1節 市の中古借家供給政策とその限界
- 第2節 団地建設事業とその居住者属性
- 第3節 団地建設の浸透効果
- 小括
- 第2章 非営利住宅建設と労働者
- はじめに
- 第1節 金属加工業の熟練工と工場労働者の賃金格差
- 第2節 市民的住宅改革思想とヴェーガーホーフ団地
- 第3節 低所得者の入居とその要因
- 小括
- 第3部 市の住宅政策と社会的弱者
- 第1章 ゾーリンゲンにおける戦争犠牲者・多子世帯向け住宅供給
- はじめに
- 第1節 住宅関連法律・規則
- 第2節 戦争犠牲者向け住宅の建設
- 第3節 多子世帯向け住宅の建設
- 第4節 戦争犠牲者・多子世帯優遇の陰で
- 小括
- 第2章 浮浪者向け宿泊施設と最低限の生活水準
- はじめに
- 第1節 空き工場から住宅への用途転用と浮浪者収容
- 第2節 外からみた浮浪者収容施設
- 第3節 浮浪者収容施設の自己イメージ
- 小括
- 補論 ナチス政権初期の小規模住宅地開発
- はじめに
- 第1節 入居者の選抜
- 第2節 小住宅不足問題・不法居住地問題
- 第3節 「500戸建設プログラム」における入居者選抜
- 第4節 「多子世帯向け40戸建設プログラム」における入居者選抜
- 第5節 小規模住宅地開発から排除された不法居住者
- 小括
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