目次
麻と綿が紡ぐイギリス産業革命 アイルランド・リネン業と大西洋市場
- 竹田 泉(著)
- 序章 イギリス綿業形成史研究の分析視角
- 1 生産と消費の視点
- 2 ランカシャー対アイルランドという問題
- 第Ⅰ部 ランカシャー・リネン業の発展とアイルランド・リネン業
- 第1章 イギリス綿業の形成過程
- 1 「念願のキャラコ」はどのような織物であったか
- 2 リネンとファスチアン
- 3 大西洋地域へのリネン輸出
- 4 アイルランド・リネン業との関係
- 5 リネン業から綿業へ
- 6 おわりに
- 第2章 イギリス重商主義とアイルランド・リネン業
- 1 イギリスによるアイルランド・リネン業育成策
- 2 18世紀におけるリネン関連法
- 3 ランカシャー・リネン業の成長とイギリス重商主義政策
- 4 1771年輸出奨励金法の制定
- 5 自由貿易の獲得
- 6 麻糸関税論争
- 7 おわりに
- 第Ⅱ部 アイルランド・リネン業の発展の模索
- 第3章 アイルランドにおけるドイツ製リネンの模倣の事例
- 1 ランカシャーからアイルランドへ
- 2 アイルランド製粗質リネンの由来
- 3 史料の特徴
- 4 ドロヘダとその後背地のリネン製造
- 5 粗質リネン業奨励とその問題
- 第4章 アイルランド製粗質リネンの輸出と粗製濫造問題
- 1 植民地におけるオズナバーグ,ダウラスの消費形態
- 2 アイルランド製模倣品の市場参入
- 3 1764年法の制定の背景
- 4 取引現場からの改革要求
- 5 その後のアイルランド・リネン業をとりまく環境の変化
- 第5章 18世紀アイルランドにおける麻糸生産
- 1 アイルランド製麻糸の種類
- 2 どこでどのような糸がつくられていたか
- 3 糸のゆくえ
- 4 紡織のアンバランス解消への試み
- 5 紡糸地域における織布業定着の限界
- 終章 織物業研究の新しい論点の探究へ
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