目次
犯罪者の再統合とコミュニティ 司法福祉の視点から犯罪を考える
- 小長井 賀與(著)
- 序章 日本の犯罪状況と社会の対応
- 第1節 犯罪を巡る社会のあり方
- 第2節 日本の犯罪状況
- 第3節 本書の目的
- 第4節 本書の構成
- 第1章 日本の犯罪状況
- 第1節 犯罪発生状況
- 第2節 再犯者の背景
- 第3節 犯罪発生の構造的要因
- 第2章 犯罪者処遇の原理
- 第1節 刑罰の根拠と犯罪者処遇の目的
- 第2節 犯罪者処遇の方向性
- 第3節 刑罰を執行する社会の在り方
- 第4節 犯罪者の更生と社会への再統合
- 第5節 犯罪者処遇の先にあるもの
- 第6節 犯罪者処遇と修復的司法
- 第7節 市民社会に相応しい犯罪者処遇の在り方
- 第3章 犯罪者観の変遷
- 第1節 「犯罪から犯罪者へ」社会的関心の移行
- 第2節 1970年代以前の犯罪者観
- 第3節 「精神内面に問題性を抱える者」から「合理的選択をする者」への移行
- 第4節 「再犯リスクを抱える者」
- 第5節 「社会から排除された者」
- 第6節 「長所や人間的資産をもつ者」
- 第4章 本研究の特別調査から見る日本の犯罪者の課題とニーズ
- 第1節 調査の目的と問題意識
- 第2節 先行研究による知見
- 第3節 本調査のデザインと方法
- 第4節 本研究の特別調査1の結果
- 第5節 本研究の特別調査2の結果
- 第6節 更生保護施設幹部職員へのヒヤリング調査
- 第5章 犯罪者処遇の構造
- 第1節 犯罪者処遇モデルの変遷
- 第2節 現代の犯罪者処遇モデルの構成
- 第3節 犯罪者処遇の実際の体制
- 第6章 犯罪者の更生支援を支える理念と仕組み
- 第1節 犯罪者の更生支援を支える理念
- 第2節 犯罪者の更生を支援する仕組み
- 第7章 日本の犯罪者処遇
- 第1節 日本の犯罪者処遇の基本構造
- 第2節 日本の更生保護における近年の施策
- 第3節 日本の施策の特微
- 第8章 犯罪者の更生と地域への再統合−日本に相応しい仕組みと方法を探る
- 第1節 犯罪を巡る日本の現状
- 第2節 日本の犯罪者処遇の課題
- 補論1 犯罪対応のもう一つの選択肢−修復的司法
- 第1節 後期近代社会の「新しいレンズ」
- 第2節 修復的司法のパラダイム
- 第3節 当事者の「ニーズ」に焦点を当てた紛争解決
- 第4節 修復的司法の目標
- 第5節 修復的司法の定義
- 第6節 修復的司法の種類
- 第7節 犯罪者処遇のツールとしての,修復的司法の可能性
- 補論2 修復的正義の実践−児童虐待
- 第1節 児童虐待に対する修復的正義の意義
- 第2節 児童虐待に対する修復的正義の有効性
- 第3節 児童虐待ケースに対する修復的実践のプログラム
- 第4節 児童虐待ケースでの修復的実践に対する評価研究
- 第5節 日本における実践の可能性と課題
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