Ⅰ 序論
- １．問題の所在
- ２．研究史的概観と方法論的諸前提
Ａ審判の通告における「心」
Ⅱ 「民の心の板に刻まれた罪」（エレ１７章）
- １．文献批判的分析
- ２．エレ１７章の形成に関して
- ３．神学的意図
- ４．「心」の用法
- ５．要約
Ⅲ 「民の心の悪」（エレ４章）
- １．文献批判的分析
- ２．神学的意図
- ３．「心」の用法
- ４．要約
Ⅳ 「民の強情で、愚かな心」（エレ５，２０−２５）
- １．文献批判的分析
- ２．神学的意図
- ３．「心」の用法
- ４．要約
Ⅴ 「王の心−欲望」（エレ２２，１３−１９）
- １．文献批判的分析
- ２．神学的意図
- ３．「心」の用法対語−「心」と「目」の人間論的意味
- ４．要約
Ⅵ 「預言者たちの心−偽り」（エレ２３，９以下）
- １．文献批判的分析
- ２．エレ２３，９−３２の基本構成部分の真正性をめぐる問題
- ３．神学的意図
- ４．エレ２３，９以下における鍵の言葉「心」
- ５．要約
Ｂ救済の通告における「心」
Ⅶ 「新しい心」（エレ２４章）
- １．文献批判的分析
- ２．幻の神学的意図
- ３．申命記史家の編集的意図
- ４．要約
Ⅷ 「新しい契約」（エレ３１，３１−３４）
- １．文献批判的分析
- ２．「新しい契約」の神学的意図
- ３．要約
Ⅸ 「永遠の契約」（エレ３２，３６−４１）
- １．文献批判的分析
- ２．エレ２４，６−７；３１，３１−３４；３２，３６−４１の比較
- ３．要約：エレ３２，３６−４１の形成の独自性と神学的意図
Ⅹ 結論