目次
英詩のこころ (岩波ジュニア新書)
- 福田 昇八(著)
- はじめに sweetとsadこそ英詩のこころ
- 1 こんな愉快な詩がある
- メモ用紙の書きつけがそのまま詩に 「言っておくけど」ウィリアムズ
- きゅうくつな決まりごとはいやだ 「動物となら暮らせそう」ホイットマン
- メロディーがすぐに浮かぶ詩 「麦畑」バーンズ
- 割り勘で飲もう 「遠いあのころ」バーンズ
- ネコの忍び足が聞こえる 「霧」サンドバーグ
- 2 前を向いて生きよう!
- 庶民の暮らしが歌にのって 「アメリカの歌が聞こえる」ホイットマン
- 人生は真剣勝負だ 「人生賛歌」ロングフェロー
- 自然に感動する心を持ちつづけよう 「虹」ワーズワス
- 花が咲いたら花を愛でよう 「いと麗しき桜の木」ハウスマン
- 強烈な秋風に重ねた奔放な人生 「西風賛歌」シェリー
- 人生の岐路 「片への道」フロスト
- 3 もし、こんな風にくどかれたら
- いのち短し恋せよ乙女 「乙女らに時を惜しめと」ヘリック
- おれのお嫁に来ておくれ 「羊飼恋歌」マーロー
- きみの美しさは永遠に 「きみをくらべようか夏の日に」シェイクスピア
- きみの瞳と額とをほめて過ごして一百年 「内気な恋人へ」マーヴェル
- 4 かっこよさの極み
- サッフォーもアポロも輝く 「ギリシャの島」バイロン
- 花の冠と美しい姫 「勇者にあらずんば」ドライデン
- 悪の化身の恐るべき均整 「虎」ブレイク
- 人のたましい運ぶもの 「本」ディキンスン
- 一八歳の少女が書いた「わたし死んだら」 「歌」ロセッティ
- 5 これぞsad
- ルーシーの死を誰ぞ知る 「訪う人もなき山里の」ワーズワス
- ぼくにはやさしい母はいない 「ヘレンへ」ポー
- 最愛の妻も亡くなってしまった 「アナベル・リー」ポー
- ボブ・ディランを生んだ朗読 「おだやかに逝くなあの夜へ」トマス
- 6 これぞsweet
- 悪人を改心させた清らかな歌声 「時は春」ブラウニング
- Twinkle,twinkle,little star 「星」テイラー
- 舞いつ踊りつそよ風に 「黄水仙」ワーズワス
- 月の光に輝く海蛇の群れ 「老水夫の唄」コールリッジ
- 恋人は甘く奏でる曲のよう 「赤い薔薇」バーンズ
- クックー ピーウィー ホーホケキョ 「春」ナッシュ
- 春のよき日は死ぬけれど 「徳」ハーバート
- 秋の豊かさとシンフォニー 「秋へ」キーツ
- 雪景色の感懐 「雪の夜、森に馬止め」フロスト
- 7 悠々たる語り口を楽しもう
- 『カンタベリー物語』「序歌」のはじまり 「時は四月の春雨が」チョーサー
- 護身の武具に身を焼かれ 「赤十字騎士のドラゴンクエスト」スペンサー
- 『失楽園』のクライマックス 「女の魅力に負かされて」ミルトン
- あとがき
- 参考図書
- 作者別原題索引
古典・童話 ランキング
古典・童話のランキングをご紹介します古典・童話 ランキング一覧を見る