目次
現代租税の理論と思想
- 宮本 憲一(編)/ 鶴田 廣巳(編)/ 諸富 徹(編)
- 序章 現代の租税論をめぐって
- □税制の主役交代か
- □経済のグローバル化で動揺する所得税
- □支出税から挑戦を受ける所得税
- □所得税への批判の嵐
- □支出税は本当に所得税の代替構想たりうるか
- □本書の問題意識
- □本書の概要
- 第Ⅰ部 支出税と所得税の交錯
- 第1章 支出税論の源流
- 1 ホッブズ
- 2 J.S.ミル
- 3 A.C.ピグー
- 第2章 フィッシャーの「支出税」の特徴と意義
- 1 フィッシャーの生きた時代
- 2 フィッシャーの所得税の概要と特徴
- 3 租税論者によるフィッシャー「支出税」の評価
- 第3章 カルドア『支出税』の理論と特徴
- 1 『支出税』の背景とその目的
- 2 支出税か所得税か
- 3 支出税と財産所有者
- 第4章 ヴィックリーの支出税論
- 1 ヴィックリーの生涯とアメリカの税制について
- 2 1947年著書におけるヴィックリーの所得課税論について
- 3 ヴィックリーとフィッシャーの支出税論争
- 第5章 カーター報告の現代的意義
- 1 カーター報告の背景
- 2 カーター報告の概要
- 3 カーター報告の経過と現実
- 4 カーター報告の現代的意義
- 第Ⅱ部 現代支出税論の展開
- 第6章 アンドリュースによる「現代的支出税」構想
- 1 支出税論のルネッサンスと支出税擁護論の展開
- 2 アンドリュースによる所得税批判と「現代的支出税」の提案
- 3 アンドリュース提案に対する批判
- 4 アンドリュース構想以後の論争とその評価
- 第7章 ミード報告とイギリス型支出税
- 1 ミード報告の背景
- 2 支出税提案の概要
- 3 UET下での資産の取扱い
- 4 ミード報告の支出税論の評価
- 第8章 アメリカの消費ベース課税思想
- 1 アメリカにおける消費ベース課税の文脈
- 2 アメリカにおける消費ベース課税の形式
- 3 消費ベース課税の制度比較
- 4 なぜ消費ベース課税提案は実現しないのか
- 5 消費ベース課税導入の挫折の背景
- 第9章 経済活動のグローバル化と法人課税
- 1 法人税が現在直面している諸課題
- 2 マーリーズ・レビューの法人税改革提案の検討
- 3 マーリーズ・レビューの意義とそれが推奨するACEの実態
- 第10章 現代付加価値税の論理と課題
- 1 イギリスにおける付加価値税
- 2 マーリーズ・レビューにおける付加価値税改革提案
- 3 マーリーズ・レビューの評価とわが国への示唆
- 終章 課税ベースの選択と現代租税論の課題
- 1 消費ベース課税論の論点
- 2 所得ベース課税論による批判とその論点
- 3 グローバリゼーションと現代租税論の課題
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