目次
1914年 100年前から今を考える (平凡社新書)
- 海野 弘(著)
-
目次
プロローグ
〈ベル・エポック〉の終焉/バランス・オブ・パワーの崩壊/ケインズが見た世界
ツヴァイクの追想
Ⅰ
第一章 第一次世界大戦はいかに起こったか
ドイツにとっての誤算/戦争がすぐ終るという幻想/戦艦から潜水艦へ
アメリカの参戦/国民と国民との戦争/二つの大戦の連関論
第二章 ヴェルサイユ条約の責任
戦争責任と賠償問題/ケインズの絶望/ヒトラーの台頭/ヴェルサイユ体制の崩壊
第三章 国家の秘密と情報戦
怪物と化した〈秘密〉/スパイ恐怖症/外交と情報活動の関係
情報工作員サマセット・モーム/秘密主義と民主主義は両立するか/戦争の歴史化という問題
第四章 日本と第一次世界大戦──シベリア出兵
大陸進出の足がかり/勝利なき戦い/ユダヤ陰謀説とシベリア出兵/「大正時代の天佑」
治安維持法をめぐるトリック/なぜ〈秘密〉は保護されなければならないのか
Ⅱ
第五章 少女趣味の時代──宝塚少女歌劇の誕生
小林一三の大胆な試み/新しい観客にふさわしいエンターテインメント
熱心なファン層は男子中学生/〈少女文化〉の開花/〈幼児退行〉の時代?
第六章 ジェンダーとセックス──女性の出発
英国のミリタント婦人参政権運動/フェミニストの誕生/『青鞜』の創刊
モード・アラン事件/二十世紀の〈性〉
第七章 モダン・アートの革命──光と闇
美術史における〈一九一〇年代〉/モダン・アートのピーク/一九一四年の光と闇
中断されたモダン・アートの革命/〈ロシア・アヴァンギャルド〉の再評価
忘れられた画家エゴン・シーレ/〈性〉の病理への告発
第八章 世界は曲がりはじめた──相対性理論と量子論
アインシュタインによる科学革命/〈相対性〉ということばの流行
量子論と相対性理論の交錯/物理学の大混乱/コペンハーゲン解釈
第九章 生命と遺伝子──人間とはなにか
遺伝子研究と優生学/メンデルの三法則/遺伝子地図の出発点/くり返し復活する生気論
分子生物学の時代/ヴァイタミン/何が私たちをヒトにしているのか
第十章 メディアが若かった時──大衆文化の神話時代
国家とメディアの葛藤/〈放送〉の誕生/〈即時的〉という強迫観念
知識文化としてのメディア/検索という文化
エピローグ
一般 ランキング
一般のランキングをご紹介します一般 ランキング一覧を見る
前へ戻る
-
1位
-
2位
-
3位
-
4位
-
5位
-
6位
-
7位
-
8位
-
9位
-
10位
次に進む