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目次

  • 序章 目的と構成
    • 第1節 本書の目的
    • 第2節 本書の構成
  • 第Ⅰ部 租税概念と租税理論の再考
  • 第1章 近代立憲主義思想による租税概念の再考
    • 第1節 はじめに−憲法と租税の定義
    • 第2節 租税とは−従来の租税の定義
    • 第3節 憲法学から従来の租税の定義への問題提起
    • 第4節 租税の再考
    • 第5節 社会契約論と租税
    • 第6節 おわりに−日本国憲法とロック思想の受容
  • 第2章 憲法の基本原理からみる納税の義務
    • 第1節 はじめに−「税」いう名の「贈り物」理論の発想
    • 第2節 租税法律主義と納税の義務
    • 第3節 日本国憲法と納税の義務
    • 第4節 臣民の本分と国民の本分
    • 第5節 新旧憲法の基本原理と納税の権利
    • 第6節 憲法上の義務なき「納税の義務」
    • 第7節 日本国憲法制定経過と納税の義務
    • 第8節 おわりに−憲法制定権者による「納税の義務」規定の拘束力
  • 第3章 租税法律主義の再考
    • 第1節 はじめに−税の世界と憲法(憲法学)
    • 第2節 租税と財産権を巡る「ジャッジ」
    • 第3節 憲法学の姿勢
    • 第4節 租税法律主義論の継承
    • 第5節 揺るがぬ租税法律主義の原則
    • 第6節 憲法による財産権保障の否定
    • 第7節 租税公平主義の原則
    • 第8節 租税公平主義と財産搾取の法体系
    • 第9節 国民主権強調の危うさ
    • 第10節 租税法律主義の自由権的権利保障
    • 第11節 おわりに−租税立法権制約の基本原理
  • 第4章 課税権の保障と財産権の制約
    • 第1節 はじめに−課税の原則と私有財産権保障の例外
    • 第2節 租税立法と財産権の保障
    • 第3節 租税と公共の福祉
    • 第4節 おわりに−憲法典による財産権保障の限界
  • 第5章 福祉国家の理念と公共の福祉
    • 第1節 はじめに−生存権の租税立法への拘束力
    • 第2節 租税立法と生存権
    • 第3節 福祉国家の理念から
    • 第4節 健康で文化的な最低限度の生活と立法府の広い裁量
    • 第5節 おわりに−租税法律主義への失望と期待
  • 第6章 近代立憲主義からみる国家の正義と租税の正義
    • 第1節 はじめに−国家と租税
    • 第2節 租税の権利性
    • 第3節 租税法の特質−優位性と強行性
    • 第4節 国家の正当性−なぜ国家は正しいと信じられるのか
    • 第5節 国家の不当性−なぜ国家は正しいと信じられないのか
    • 第6節 ゆらぐ国家の正義と租税の正義−感謝されない国家と租税
    • 第7節 おわりに−国家の意思と国民の意思との乖離
  • 第Ⅱ部 ロックの近代立憲主義による租税理論の再考
  • 第7章 憲法の理念を欠く議会制民主主義と租税への懐疑
    • 第1節 はじめに−国家と租税の正当性
    • 第2節 代議政体と租税
    • 第3節 憲法の手続規定を誤用する国家
    • 第4節 国民にとって租税は自由の象徴なのか
    • 第5節 政治権力の起源−ロックの自然状態より
    • 第6節 おわりに−自然状態と財産権の生誕地
  • 第8章 近代国家を静観するロックの理性
    • 第1節 はじめに−租税は人間の問題である
    • 第2節 ロック理論を通底する「人間観」
    • 第3節 ロックの真理−労働と勤勉
    • 第4節 理性と自由−人間の自由と野獣の放縦
    • 第5節 知性と自由−知性への信頼
    • 第6節 真の自由への導き
    • 第7節 ロックの着想
    • 第8節 ロックの理知的人間観
    • 第9節 固有権(property)と理知的人間
    • 第10節 おわりに−人間観から憲法観へ
  • 第9章 「代表なければ課税なし」の再考
    • 第1節 はじめに−議会制民主主義による課税と財産権の保障
    • 第2節 ロックの理論は近代憲法典に生きているのか
    • 第3節 アメリカ独立革命の背景
    • 第4節 アメリカ独立戦争までの軌跡
    • 第5節 議会から最高権威の剝奪へ向けて
    • 第6節 立法権と課税権の分離
    • 第7節 固有権(property)の保全と統治の限界−課税権のゆくえ
    • 第8節 ロックの正統性
    • 第9節 人民が留保する最高権力
    • 第10節 おわりに−租税のコントロール権限と憲法典
  • 第Ⅲ部 租税に関する憲法理論の構築に向けて
  • 第10章 大日本帝国憲法と租税
    • 第1節 はじめに−憲法と租税概念との齟齬
    • 第2節 租税の定義に対する違和感
    • 第3節 『憲法義解』と租税の本質
    • 第4節 明治憲法の制定経過と租税
    • 第5節 課税承認権の封じ込め
    • 第6節 おわりに−社会契約論・自然法思想の復権
  • 第11章 租税条項と統治機構の関係についての一考察
    • 第1節 はじめに−憲法原理の構造的転換と租税条項
    • 第2節 大日本帝国憲法の統治機構
    • 第3節 日本国憲法の統治機構
    • 第4節 日本国憲法における統治原理
    • 第5節 おわりに−立憲主義の租税か、立法主義の租税か
  • 第12章 財産権保障の視座に立つ「地方自治の本旨」の再考
    • 第1節 はじめに−地方自治と財産権の保障
    • 第2節 憲法学における地方自治の概念
    • 第3節 憲法学における地方自治の保障
    • 第4節 ロックの信託理論
    • 第5節 地方自治の原理とロックの信託理論
    • 第6節 自治体の課税権と財産権の保障
    • 第7節 おわりに−自主課税権と住民の財産権保障の限界点
  • 第13章 租税法律主義と法の支配の関係についての一考察
    • 第1節 はじめに−租税を統制する憲法の基本原理
    • 第2節 租税「法律」主義とは
    • 第3節 租税を統制する明治憲法の基本原理
    • 第4節 租税を統制する日本国憲法の基本原理
    • 第5節 おわりに−憲法学への課題
  • 終章 総括と展望
    • 第1節 本書の総括
    • 第2節 本書の総括を踏まえた展望

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