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【HB】丸善日本橋店×hontoブックツリー ~12人の賢者に学ぶ!~日本橋ビジネススクール(~1/13)

目次

  • 序章 伏字に出会う
    • 一 街頭の伏字
    • 二 本書の目的と意義
    • 三 検閲制度に関する先行研究
    • 四 各章の概要
  • Ⅰ 伏字はなぜ施されたのか−内閲という措置
  • 第一章 伏字の存在意義に関する基礎的考察
    • 一 伏字に関する先行文献と、本章の意義について
    • 二 伏字の様々な形態
    • 三 違和感を喚起する記号
    • 四 伏字の文化記号的側面
  • 第二章 法外便宜的措置としての内閲1
    • 一 戦前・戦中期における出版法規概観
    • 二 内閲の運用開始時期
    • 三 内閲の関連資料と様々な事例
  • 第三章 法外便宜的措置としての内閲2
    • 一 はじめに
    • 二 朔太郎の曖昧な記述
    • 三 正式な処分とは異なる「内達」
    • 四 正式な発行日・二十八日
    • 五 『月に吠える』刊行に至るまでの流れ
    • 六 乙部図書に編入された文芸書
  • 第四章 法外便宜的措置としての内閲3
    • 一 内閲の機能停止と廃止の発端
    • 二 分割還付の試験的運用と禁止箇所の明示
    • 三 廃止後に行われた内閲
    • 四 内閲復活の希望と検閲制度反対運動
    • 五 内閲と伏字との関連性
  • 第五章 作家の検閲制度意識
    • 一 検閲研究における荷風の位置付け
    • 二 検閲制度に対する荷風の姿勢
    • 三 視点としての「国家と芸術」
    • 四 「祝盃」の伏字
    • 五 傍観する立場
    • 六 『つゆのあとさき』の伏字とその基準
    • 七 『つゆのあとさき』本文の分析
    • 八 作家は伏字をどう見てきたか
  • Ⅱ 伏字が引き起こす問題
  • 第六章 森田草平『輪廻』の伏字表記
    • 一 『輪廻』を考察する意義について
    • 二 作品の梗概
    • 三 新潮社版単行本発行に至るまでの事情
    • 四 三種類の新潮社版本文
    • 五 新潮社版単行本以降の本文
    • 六 差別用語の伏字
    • 七 水平運動関係者からの反応
    • 八 差別用語の伏字/未伏字
    • 九 糾弾事件と文壇
    • 十 戦後の復刻版、森田のハンセン病に関する知識
  • 第七章 削られた作品の受容と変遷
    • 一 『改造』の「鉛版削りとり」
    • 二 再編成された本文
    • 三 初出『改造』における鉛版削除形態の差異
    • 四 鉛版削除が引き起こす問題
    • 五 伏字、削除が意味するもの
    • 六 伏字を解読する行為、書き込み
    • 七 伏字が持つ時代性
  • 第八章 誌面削除が生んだテキスト・ヴァリアント
    • 一 戦時下における言論弾圧の一例
    • 二 『中央公論』の禁止処分、削除をめぐる言説
    • 三 公判記録に表れた禁止処分の根拠
    • 四 鉛版削除の実証調査獅
    • 五 『中央公論』への内閲
  • Ⅲ 検閲制度をめぐる攻防
  • 第九章 発売頒布禁止処分と「改訂版」
    • 一 戦前・戦中期の検閲に関する官憲資料
    • 二 ラディゲ『肉体の悪魔』の発売頒布禁止
    • 三 黒島伝治『武装せる市街』の発売頒布禁止
    • 四 発売頒布禁止への対応策
  • 第十章 狂演のテーブル
    • 一 脚本検閲を考察する意義
    • 二 脚本検閲の変遷と、作家との交渉
    • 三 検閲官Tの立場、二者の議論点
    • 四 「勧善懲悪」の時代性
    • 五 役人としての立場
    • 六 谷崎の脚本検閲批判
    • 七 検閲官の本音
    • 八 「笑の大学」が描いたもの
  • 終章 伏字の戦後
    • 一 戦後の検閲と伏字の禁止
    • 二 読まれる禁止図書、編集者・検閲官という職業
    • 三 文化紀号としての伏字