序章国際関係論を学ぶ
- １国際関係論という学問
- ２国際関係のアクター
- ３国際関係における分析対象のレベル
- ４本書の構成
- ５国際関係と歴史学・地政学
第Ⅰ部国際関係のアクター
第１章国家
- １国家の要件
- ２国家の領域
- ３主権国家システムの変容
第２章国連
- １集団的安全保障
- ２国際連合の成立
- ３国連の主要機関
- ４国際社会の「平和に対する脅威・平和の破壊・侵略行為に関する行動」
- ５国連軍と多国籍軍
- ６平和維持活動
- ７分担金
第３章超国家機関
- １ＥＵの制度
- ２ＥＵのあゆみ
- ３トルコ加盟問題
第４章地域
- １地域主義と地域統合
- ２アジア太平洋の地域主義
- ３「ＡＳＥＡＮ＋〈プラス〉」から「東アジア・ワイド」へ拡大する地域主義
- ４米州の地域主義
- ５アフリカ・中東の地域主義
- ６中央アジア・南アジアの地域主義
第Ⅱ部国際関係の見方
第５章リアリズム
- １リアリズム
- ２伝統的リアリズム
- ３クラシカル・リアリズム
- ４戦略的リアリズム
- ５ネオリアリズム
第６章リベラリズム
- １国際関係論におけるリベラリズム
- ２社会学的リベラリズム
- ３相互依存リベラリズム
- ４制度的リベラリズム
- ５共和制リベラリズム
第７章コンストラクティヴィズム
- １国際関係論におけるコンストラクティヴィズムの登場
- ２概念論と全体論
- ３行為主体−構造
- ４「制度的同型化」と「規範のライフ・サイクル」
- ５コンストラクティヴィズムへの批判
第８章経済構造主義
- １南北問題と従属論
- ２「帝国主義」と「構造的暴力」
- ３新従属論
- ４世界システム論
- ５批判理論
第９章国際社会論と英国学派
- １英国学派とは
- ２ブルの『国際社会論』
- ３国際社会論と東アジア
第１０章ポストモダニズム・ポスト構造主義
- １「第３の論争」とポストモダニズム・ポスト構造主義
- ２ポストモダニズム
- ３ポスト構造主義
第１１章カルチュラル・スタディーズとポストコロニアリズム，そして〈帝国〉
- １カルチュラル・スタディーズ
- ２ポスト・コロニアリズムからポストコロニアリズムへ
- ３ネグリとハートの『〈帝国〉』と『マルチチュード』
第１２章ゲーム理論
- １ゲーム理論とは
- ２囚人のジレンマ
- ３チキン・ゲーム
- ４タカ・ハト・ゲーム
- ５男女の闘争
- ６共有地の悲劇
第Ⅲ部国際関係の課題
第１３章国家の領域と国際関係
- １国家の主権と領域
- ２島嶼の防衛と自衛隊・海上保安庁
- ３北方領土と日ソ・日ロ関係
- ４竹島と日韓関係
- ５尖閣諸島と日中関係
- ６沖ノ鳥島と日中韓関係
第１４章日本の防衛と安全保障
- １国防の基本方針
- ２日米安全保障体制
- ３日米同盟の再定義と米軍再編
- ４アメリカの「リバランス政策」と中国の台頭
第１５章軍縮と不拡散
- １「軍縮」・「不拡散」とは何か
- ２核兵器の開発と日本
- ３ＮＰＴ体制とＩＡＥＡ保障措置
- ４核の軍縮・不拡散への取組
- ５非核兵器地帯の設置
- ６生物兵器禁止条約・化学兵器禁止条約・ＡＧ
- ７通常兵器の規制と禁止
第１６章人道的介入と保護する責任
- １人道的介入
- ２コスモポリタニズムと人道的介入
- ３保護する責任
- ４人道的介入の問題点
第１７章地球環境問題
- １グローバル・イシューとしての環境問題
- ２「リオ＋２０」までのあゆみ
- ３「グリーン経済」と「グリーン成長」
- ４日本の世界自然遺産