サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

送料無料 日付更新(2017年7月)

【ネットストア】講談社全品ポイント最大10倍キャンペーン(~10/31)

目次

  • 第1章 『土左日記』の文化ジェンダー論−喩としての男性性の脱構築−
    • 1 喩としての男性性と女性性−『土左日記』のジェンダー分析
    • 2 「世界文学」的な視野と先行文化の脱構築−周辺科学からの一撃
    • 3 東アジアの漢字文化圏と文化的な自立−仮名と漢文訓読による「国風文化」の誕生
    • 4 「国風文化」の内実−「和」の文化の内なる「漢」
    • 5 男性性(=先行文化・権威)の脱構築−『土左日記』の方法
  • 第2章 価値逆転の論理・『土左日記』の虚構の方法−権威の脱構築と虚構の史実化−
    • 1 「も…」の論理とパロディの方法−『土左日記』の本質
    • 2 和歌と和文の生成−漢詩文を脱構築すること
    • 3 「今宵、月は海にぞ入る」実景(史実)/テクスト(虚構)価値の逆転
    • 4 「土佐鶴」は無かった−虚構の風景の生成
    • 5 虚構の史実化−もしくは『土左日記』を読むことの意味
  • 第3章 権威の脱構築化と「諧謔」の生成=パロディとしての『土左日記』−プレテクスト『古今和歌集』・『伊勢物語』の引用連関−
    • 1 権威の脱構築化−アレンジャーとしての紀貫之
    • 2 「亡き子」の主題の生成−典拠という引用の方法
    • 3 プレテクスト『古今和歌集』「羇旅」の部立の位相
    • 4 プレテクスト『伊勢物語』の位相
  • 第4章 「女もしてみむとてするなり」『土左日記』の虚構の方法−男性性の脱構築・再稿、あるいは象徴的な〈女〉への共感の論理−
    • 1 冒頭文の射程もしくは象徴的な〈女〉という解釈の提案
    • 2 象徴的な〈男〉/〈女〉関係の抽出
    • 3 脱構築=象徴的〈女〉が〈男〉を超えようとする意識
    • 4 「も…」の論理による脱構築−『古今和歌集』「仮名序」の論理から『土左日記』の方法へ
    • むすびにかえて
  • 第5章 「童」の性は男か女か?初期散文叙述の特性検証−『土左日記』から『源氏物語』叙述への補助線−
    • 1 『土左日記』の注釈を通した初期散文叙述の特性検証
    • 2 『土左日記』の不審な叙述−「童」と「女童」同一人物説の疑義
    • 3 この叙述を読んだ時点で「童」の性が問えるか−「童」は「童」で「女童」ではない
    • 4 「亡児」と「望京」の主題の同調−「童」の性を「女」にする「読みの循環」
    • 5 呼称「ある人」の匿名性と「ある人の子の童」=「貫之の子の童」説
  • 第6章 「波の底なるひさかたの空」貫之的鏡像宇宙と水平他界観−古代散文文学史遡行『土左日記』から『古事記』・『風土記』へ−
    • 1 『土左日記』の虚構の方位認識・パロディとしての「東上り」
    • 2 「天」と「海」が一体化した虚構の風景−『土左日記』の貫之的鏡像宇宙
    • 3 綿津見神之宮の水平性−『古事記』の水平他界観
    • 4 「天」と「海」の習合した宇宙と東方信仰−『風土記』の浦嶋子伝承
    • 5 雨=天(A−ME)と海人=天(A−MA)−仮名という表記の喚起する力
  • 第7章 漢詩文発想の和文『土左日記』−初期散文文学における言説生成の方法−
    • 1 和文の型、規範としての異言語−漢詩文の力と発想
    • 2 貫之の嗜好としての双数発想−和歌における場合
    • 3 「対」の発想による場面生成の方法−七日の出来事
    • 4 「対」の発想による日次の記事生成の方法−室津滞留の場合
  • 第8章 『土左日記』の言説分析−「和歌」と「地の文」の曖昧な関係性を焦点に−
    • 1 『土左日記』の言説とその区分の可能性
    • 2 虚構の書き手(→語り手)の設定と「省略の草子地」
    • 3 詠歌の表記と「枡形本」という媒体の連関
    • 4 『土左日記』における詠歌の表記と例外事項−「移り詞」の例1
    • 5 「船君」の独白という一人称叙述=「自由直接言説」−「ゴチック体」表記の提案
    • 6 在原業平の故事引用−「自由間接言説」と「移り詞」の例2
  • 第9章 「日常」のことばから「和歌」のことばへ−和歌生成論、もしくは『土左日記』の思想と言説−
    • はじめに
    • 1 「昔の子の母の詠」−「和歌」の表記方法の唯一の例外
    • 2 階層に対するまなざし−差別の意識と関心と
    • 3 「楫取の心は、神の御心なりけり」−楫取は、神の御言持ち
    • 4 旅=「聖なる時空」:祝祭的時空−価値転倒の論理あるいは貫之的「民衆文化」の風景
  • 第10章 散文の「学」を拓く、『土左日記』研究
    • はじめに−文学的ではない「散文」
    • 1 『土左日記』は○○の為の書か、秘匿すべき散文の著書か
    • 2 韻文(和歌)の方法と散文(日記・物語)の方法−同一性の論理と差異性の論理
    • 3 散文の方法「ある人」の差異性−貫之の「分身」は、分裂の表象