目次
法思想の水脈
- 森村 進(編)/ 宇佐美 誠(ほか著)
- 0講 法思想の水脈をたどって
- Ⅰ−法思想史とは何か
- Ⅱ−さまざまなアプローチ
- Ⅲ−本書の構成と概観
- 1講 古代ギリシアの正義論
- Ⅰ−徳としての正義
- Ⅱ−ソクラテス
- Ⅲ−プラトン
- Ⅳ−アリストテレス
- 2講 ローマ法の形成
- Ⅰ−はじめに
- Ⅱ−キケロ
- Ⅲ−ガイウス
- Ⅳ−パピニアヌス
- Ⅴ−ウルピアヌス
- 3講 「法」と法の支配
- Ⅰ−裁判官,法律家による法の支配の伝統
- Ⅱ−クックと法の支配
- Ⅲ−ホッブズのクック批判から,ヘイル/ブラックストーンへ
- Ⅳ−ベンサムと法の支配
- Ⅴ−ダイシーによる議会主権と法の支配の両立
- 4講 社会契約
- Ⅰ−社会契約説の特徴
- Ⅱ−ホッブズ
- Ⅲ−ロック
- Ⅳ−ルソー
- Ⅴ−共通点と相違点
- Ⅵ−その影響と現代的意義
- 5講 ドイツ観念論の完成
- Ⅰ−はじめに
- Ⅱ−カント
- Ⅲ−フィヒテ
- Ⅳ−ヘーゲル
- 6講 中世ゲルマン法と歴史法学
- Ⅰ−序説
- Ⅱ−「ゲルマン法」の概念
- Ⅲ−中世ゲルマン法の実像
- Ⅳ−歴史法学
- Ⅴ−まとめ
- 7講 「概念法学」批判
- Ⅰ−「概念法学」概念の誕生
- Ⅱ−プフタの法概念と法理論体系
- Ⅲ−イェーリングにおける法思想の展開
- Ⅳ−「概念法学」批判の意義
- 8講 法社会学の形成
- Ⅰ−はじめに
- Ⅱ−エールリッヒ
- Ⅲ−ウェーバー
- 9講 国法学と立憲主義
- Ⅰ−イェリネクと美濃部達吉
- Ⅱ−イェリネクの一般国家学
- Ⅲ−家産国家論者との闘争
- Ⅳ−天皇機関説論争と美濃部の憲法学
- 10講 法実証主義の極限と「例外状態」の合法性
- Ⅰ−時代状況
- Ⅱ−ケルゼンの純粋法学
- Ⅲ−シュミットの決断思考
- Ⅳ−ケルゼンとシュミットの民主制論
- Ⅴ−おわりに
- 11講 法実証主義の再興
- Ⅰ−法実証主義の再興を目指して
- Ⅱ−「承認のルール」と法的ルールの二つの見方
- Ⅲ−法と道徳分離論
- Ⅳ−司法的裁量論
- Ⅴ−法理論の二つの捉え方
- 12講 法実証主義への挑戦
- Ⅰ−ハート=フラー論争
- Ⅱ−ドゥオーキンの権利論
- Ⅲ−ドゥオーキンの「純一性としての法」
- Ⅳ−おわりに
- 13講 正義論の展開
- Ⅰ−政治理論の復権から「正義」の論争へ
- Ⅱ−前期ロールズの『正義論』
- Ⅲ−コミュニタリアニズムの登場
- Ⅳ−後期ロールズの理論
- Ⅴ−ドゥオーキンの理論
- Ⅵ−おわりに
- 14講 リバタリアニズムの法思想
- Ⅰ−リバタリアニズムとは何か
- Ⅱ−ハイエクの法理論
- Ⅲ−ノージックの最小国家論
- Ⅳ−おわりに
- 15講 ポストモダン法学の思想
- Ⅰ−ポストモダン法学とは何か
- Ⅱ−デリダ
- Ⅲ−ルーマン
- Ⅳ−フーコー
- Ⅴ−おわりに
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