目次
日本/フィリピン歴史対話の試み グローバル化時代のなかで
- 永野 善子(著)
- 序章 記憶からポストコロニアルへ
- はじめに
- 1 記憶のかたち
- 2 記憶はナショナリズムを超えるのか
- 3 記憶の日米比較
- 4 「国民の物語」から日本人の心の闇へ
- 5 ポストコロニアル研究の可能性
- むすび
- 第1章 フィリピン研究とポストコロニアル批評
- はじめに
- 一 E・サンフアン・ジュニアのポストコロニアル批判
- 二 フロロ・キブイェンのホセ・リサール像
- むすび
- 第2章 グローバル化時代の歴史論争
- はじめに
- 一 フィリピン革命史研究の意義
- 二 グレン・メイのフィリピン革命史研究批判
- 三 レイナルド・イレートの反論
- むすび
- 第3章 フィリピン歴史研究の翻訳に携わって
- はじめに
- 一 翻訳とは何か−『フィリピン歴史研究と植民地言説』をとおして
- 二 『キリスト受難詩と革命』を翻訳する
- むすび
- 〈座談会〉9・11から未来社会へ
- 第4章 国民表象としての象徴天皇制とホセ・リサール
- はじめに
- 一 ジョン・ダワー『敗北を抱きしめて』を読む
- 二 アメリカ植民地期フィリピンにおける「恩恵的同化」政策
- 三 フィリピンにおけるホセ・リサールの神格化
- 四 戦後日本の象徴天皇制
- むすび
- 第5章 格差社会のなかの海外出稼ぎ者と国際結婚
- はじめに
- 一 日本社会の変容
- 二 在日外国人のなかのフィリピン人
- 三 海外出稼ぎと国際結婚
- むすび
- 終章 日本・アジア史の新たな接点を求めて
- はじめに
- 1 ポストコロニアルから植民地近代性へ
- 2 東アジア歴史・文化研究の新動向
- 3 アジア史研究者による網野史学への接近
- むすび
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