目次
農業遺伝資源の管理体制 所有の正当化過程とシードシステム
- 今泉 晶(著)
- 序章 農業者の主体的な遺伝資源管理の分析視角
- 1 農業者と種子
- 2 遺伝情報の「所有」と農業者の種子選択
- 3 課題と方法
- 第1章 種子の遺伝情報の私的所有はどのように正当化されてきたのか
- 1 遺伝情報と所有の論理
- 2 「新しい所有」
- 3 農業分野の動植物遺伝資源の所有をめぐる国際法制度の形成
- 4 知的財産権制度における種子と遺伝情報の私的所有(排他的独占権)
- 5 遺伝資源の所有の領域
- 6 遺伝情報の私的所有を正当化する理論の考察
- 7 種子の遺伝情報の所有問題とは何か
- 8 本章のまとめ
- 第2章 オランダ有機農業におけるフォーマル及び農民的シードシステム
- 1 農業者の種子選択
- 2 シードシステムの分析視角
- 3 農民的シードシステムの分析
- 4 フォーマルシードシステムの分析
- 5 オランダ有機農業のシードシステムの外観
- 6 シードシステムの運用と農業者の価値の反映
- 7 考察
- 8 本章のまとめ
- 第3章 日本の有機農業におけるシードシステム
- 1 日本の有機農業と種子
- 2 課題設定と接近方法
- 3 フォーマルシードシステムの分析
- 4 農民的シードシステムの分析
- 5 日本の有機農業のシードシステム
- 6 本章のまとめ
- 第4章 在来種のシードシステム
- 1 在来種とは何か
- 2 在来種の保全
- 3 在来種の利用
- 4 在来品種のシードシステム
- 5 考察
- 第5章 研究の到達点と今後の課題
- 1 農業遺伝資源の実相
- 2 農業者による主体的な遺伝資源の利用・管理に対する知見と今後の課題
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