目次
アジアからみた新地政学的マクロ経済学 IMF・GATT体制を超えて
- 藤江 昌嗣(著)
- 第1章 グローバル化の中でのマクロ経済学の課題
- はじめに
- 1 マクロ経済学とは何か
- 2 マクロ経済学と企業活動(ビジネス)の関係−マクロ経済環境
- 3 世界経済の多極化とアジアの発展
- 第2章 経済学の歴史
- はじめに
- 1 古典派経済学(Classical)−1776〜1867年
- 2 新古典派経済学(Neoclassical)−1870〜1936年
- 3 ケインジアン(Keynesian)−1936〜1974年
- 4 マネタリズム(Monetarism)−1958〜1974年
- 5 合理的期待形成学派(Rational Expectation)−1974〜1990年
- 6 サプライサイド・エコノミクス(Supply‐Side Economics:SSE)−1980〜1988年
- 7 ニュー・クラシカル・マクロエコノミクス(New Classical Macroeconomics:NCMs)−1990年から現在
- 8 制度学派(institutional school)と新制度学派(The New institutional economics:NIE)−19世紀末〜現在
- 第3章 国民所得とその循環
- 1 国民所得とは何か?
- 2 国民所得の諸側面
- 3 国民所得の循環−イギリスのテキストによる説明
- 4 国民所得の循環−いまひとつの説明:家計と企業の区別
- 5 国民所得の循環−海外との所得循環
- 6 GNPからGDPへ,そして再び国民総所得(GNI)へ
- 第4章 経済危機と金融危機
- はじめに
- 1 アメリカの経済危機
- 2 テクノ・グローカリゼーションによる金融危機−リーマンショック
- おわりに
- 第5章 危機への対応・政府の経済政策
- 1 G.W.ブッシュのエンロニアン・エコノミクス
- 2 オバマノミクスと経済効果
- 3 アベノミクス
- 第6章 グローバル・グレイング下の個人金融資産
- はじめに
- 1 グローバル・グレイングと政府の劣化
- 2 グローバル・グレイングとグローバル・ファイナンス
- 3 「経済のストック化」再考
- おわりに
- 第7章 アジア新興市場における生命保険思想と生命保険市場
- はじめに
- 1 保険思想とは何か
- 2 アジア新興国とベトナム
- 3 新・新興国ベトナムの保険市場の可能性−アンケート調査より
- 4 おわりに:ベトナムと生命保険
- 第8章 通商国家と貿易依存度
- はじめに
- 1 通商国家の誕生−バルト海貿易から大西洋三角貿易まで
- 2 貿易と多角的決済関係(1928年)
- 3 貿易依存度による各国比較
- 第9章 「新グローバル企業」(New Global Enterprise)と国際課税問題
- はじめに
- 1 「新グローバル企業」(New Global Enterprise)とは
- 2 新グローバル企業のグローバル・マネジメント
- 3 グローバル企業の活動の実態と課税問題
- 4 新グローバル企業と国際課税制度
- 5 日本の税務当局・OECDの対応
- 6 国際課税制度の課題
- おわりに
- 第10章 アジアからみた新地政学的マクロ経済学
- 1 ブレトンウッズ(IMF・GATT体制)の成立とその限界
- 2 アジアの経済統合と中国の戦略
- 3 AIIB設立の歴史的背景−IMF・GATT体制の超越
- 4 アジアからみた新地政学的マクロ経済学−「長期的戦略の必要」とアジアからの戦略的思考
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