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目次

  • はじめに
    • 人間の思考を解き明かす、ふたつのなぞなぞ/ストーリーは人を救いもするし、苦しめもする
  • 第1章 あなたはだれ? そして、僕はだれ?
    • 1 あなたは「物語る動物」です
    • できごとと時間とストーリー/ストーリーと物語とナレーション/人間は物語る動物である/「私」も物語の形をしている
    • 2 どんな内容の話が物語る価値があるとみなされるのか
    • 「できごと」と「状態」/日常的なできごと/「状態」と「括復法」の機能は似ている/描写が筋に喰いこむケース/報告価値とはなにか
    • 3 話にとって「内容」は必須ではない
    • プロットに逆らう「些細な」記述/一九世紀ロシア小説の読みにくさ/小説にとってストーリーは、必ずしもメイン要素ではない/発話にとって「内容」は、必ずしもメイン要素ではない
  • 第2章 どこまでも、わけが知りたい
    • 1 ストーリーと「なぜ?」
    • 雨はなぜ降ったのか/因果関係は認識者の思考にある/ジンクスと縁起担ぎ/因果関係が加わると、より滑らかなストーリーになる/フォースターの言う「ストーリーvsプロット」/噓でもいいから説明がほしい/前後即因果の誤謬/「ストーリー」は、人間の脳の認知の枠組
    • 2 説明の背後に、一般論がある
    • 納得できる説明は、あなたの手持ちの一般論に合致する/一般論はタイプ、ストーリーはトークン/一般論と科学と諺/教訓とは一般論のことである/うみのみずはなぜからい/宇宙論と存在論
    • 3 なぜ私がこんな目に?
    • 過度の一般化/「わかった」という麻薬的体験/不本意なことに注目してしまう/ストーリーは実存的な問に応えようとする/なぜ私が?
    • 4 感情のホメオスタシス
    • ストーリーは「問題−解決」図式で動く/感情のホメオスタシス/求める着地点は「新たな平衡状態」/非常事態とは「旅」である/このあとどう決着をつけるのだろう?/決着がつかないと知ってても気になる/決着をすでに知ってても/だれのストーリーか?
    • 5 理由ではなく、意味が知りたい
    • アリストテレスの四原因説/自己という仮の概念、目的という仮の概念/ほかのだれでもなく「この私」
    • 6 なんのために生きているのか? と問うとき
    • 人生は不本意だらけ/それでも「目的」「意味」を求めてしまう/「なんのために」がわからないのが苦しい/「がっかり」は期待しているときにだけ出てくる言葉/人生への期待を手放す/問の方向を変えて、それに答える/運命はストーリーの形をしている/無自覚なストーリー作りをやめる
  • 第3章 作り話がほんとうらしいってどういうこと?
    • 1 実話は必ずしも「ほんとうらしい」話でなくていい
    • 「ほんとう」と「ほんとうらしさ」/「小説より奇」は、現実の特権/説得力の背後に格言がある/格言を拒否するケース/認知と一般論
    • 2 人は世界を〈物語化〉する方法を変えることができる
    • 『黒子のバスケ』脅迫事件の超偶然/モンタージュで因果関係を作り出す/〈物語化〉する作業/〈物語化〉のばらつき/冒頭陳述と「ウェブ世間」/最終陳述はライフストーリーを変更した/『生ける屍の結末』と『異邦人』/僕たちは事件の成り行きを「知りたい」のか? 「決めつけたい」のか?/可視化される「ストーリー依存症」/人間は世界を手持ちのストーリーで構成したい
  • 第4章 「〜すべき」は「動物としての人間」の特徴である
    • 1 物語における道徳
    • 因果応報と道徳/「一般論」と「べき論」/ふたつのmustは喰い違うことがある/道徳は好き嫌いの背後にある/間接的な好悪感情
    • 2 世界はどうある「べき」か?
    • 「ざまあ見ろ」/「公正世界」という誤謬/「公正世界」の誤謬の深甚な副作用/他責も自責も、根っこの仕組は同じ/不幸なできごとには必ず「悪い原因」があるのか?/「悪い原因」を見つけると、ストーリーはいちおうつながる/不幸なできごとに、どのようにストーリー的な意味づけをほどこすか
    • 3 僕たちはなぜ〈かっとなって〉しまうのか?
    • 因果関係をつなぐmust/感情的リアクションにおける因果関係/〈かっとなって〉の諸例/アルバート・エリスの「A・B・C」/無根拠なmustとしての信憑/感情的リアクションのストーリー化
    • 4 不適切な信念=一般論から解放される
    • 「自分は環境を変えるべきである」(must)か?/感情行為直結説と行為選択可能説のストーリー/自分の感情の赴くままに行動することは「自由」か?/ストア派哲学における「行為選択可能説」/アラン『幸福論』における「行為選択可能説」/南伝仏教における「行為選択可能説」/自分が自分の主人であるために
  • 第5章 僕たちは「自分がなにを知らないか」を知らない
    • 1 「心の理論」とストーリー
    • 僕たちは「心の理論」を持っている/登場人物の意図を忖度する/ほんとうはややこしいイソップ寓話/鶏はほんとうに「騙されたふりをして騙した」のか?
    • 2 「知らない」とはどういうことか?
    • オイディプス、国を出る/オイディプス、謎を解く/登場人物はなにを知らなかったか/問を胸に抱くということ/「知らない」のふたつの様態/問すら立てることができない対象/なぜ手術できないのか/「自分がそれを知らないということ」を自発的に知ることは可能か
    • 3 ライフストーリーの編集方針
    • 僕らは未知を恐れ、毎日惰性で石橋を叩いている/それでも僕らは毎日ミクロな虎穴に入っている/石橋のない崖にしがみつく/崖から手を放す/二度生まれの人/ストーリーメイキングの根本修正/信仰もまたストーリーになる/信仰も執着になれば手放す
  • 日本語で読める読書案内
  • あとがき