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目次

森林景観づくり その考え方と実践

  • 由田 幸雄(著)/ 堀 繁(監修)
    発刊に寄せて 3
    はじめに 5

    第1章 景観 13
    1 景観とは何か 13
    2 景観に関する用語 14
    3 人間にはどう見えているのか 16

    第2章 景観整備 23
    1 景観整備とは何をすることなのか 23
    2 景観整備は何に基づいて行えばよいのか―景観は好みなのか― 26
    3 景観の価値 26
    (1)動物の生存本能とのかかわり 26
    (2)行動科学とのかかわり 30
    (3)人間の視知覚特性とのかかわり 40
    (4)人は林縁の明るいところで休む 40
    4 景観の価値に基づく森林景観整備の考え方 43

    第3章 視点の選定 47
    1 視点と視対象の関係を整えるとは 47
    2 よい眺めとなるように視点を設ける 47
    (1)よい眺めとは 47
    (2)ほどよい大きさとは 47
    (3)視点の選定は何が難しいのか 52
    (4)視点をできるだけ多く設ける 52
    3 視点選定の考え方とその事例 54

    第4章 視点場の整備 57
    1 眺める場所の整備 57
    (1)なぜ整備が必要なのか 57
    (2)整備の具体的な内容 58
    2 眺める場所のまわりの空間の整備 63
    (1)なぜ整備が必要なのか 63
    (2)整備の具体的な内容 65
    3 視点場の範囲について 68
    4 眺める場所への案内・誘導 70

    第5章 見通しの確保 75
    1 見通しの確保とは 75
    2 見通しが阻害されているとは 75
    (1)見通しが阻害されている事例 76
    (2)見通しが阻害されていない事例 79
    (3)見通しの阻害の有無を識別する方法 81
    3 見通しを確保する方法 82
    (1)見る方向にものを立ち上げない 82
    (2)見通しを阻害しているものを取り除く 83
    4 見通しが改善された事例 85
    (1)寛永寺清水観音堂における見通しの確保 85
    (2)清水寺における景観整備 89

    第6章 見えているものの整備 97
    1 苑路のまわりを整備する 97
    2 眺める場所のまわりを整備する 99
    3 視点から離れたところを整備する場合の考え方 100

    第7章 森林景観 103
    1 森林景観とは 103
    (1)図と地について 104
    (2)ゲシュタルト心理学―図になりやすいもの― 105
    (3)私たちは景色をどう眺めているのか 106
    2 森林景観には図となるものが必要 106
    (1)地形の変化が少ない眺め 106
    (2)森林に山や水面が加わった眺め 108
    (3)森林景観に人工物を取り込んだ眺め 108
    (4)人工物の有無による眺めの違い 109
    (5)森林景観に人工物を上手に取り込む 110
    3 森林景観についての別な考え方 111
    (1)従来の森林景観 111
    (2)新しい森林景観はパンドラの箱なのか 112
    (3)人工物隠蔽思想の問題点は何か 113

    第8章 森林景観整備の必要性と難しさ 117
    1 森林景観整備はなぜ必要なのか 117
    (1)国民の森林に対するニーズ 117
    (2)森林の変化―森林飽和― 118
    (3)森林の保健文化機能の発揮 119
    2 森林景観整備は何が難しいのか 120
    (1)樹木の伐採に対する強いプレッシャーがある 120
    (2)伐採に対するプレッシャーがない場合はどうなのか 124
    (3)そのほかの難しくしている理由 126

    第9章 山地における視点の選定 129
    1 視点は見通しを確保しやすいところに設ける 129
    (1)前方が急斜面のところに視点を設ける 129
    (2)前方に水面があるところに視点を設ける 130
    2 よい眺めとなる視点の選定 131
    (1)山のほどよい大きさとは 131
    (2)視点前方がコンケーブ地形だと見やすくなる 134
    3 視点選定の実際の進め方 134
    (1)視点をかつての眺める位置に設ける 135
    (2)道路(車道、歩道)沿線に新たに設ける 135
    (3)道路沿線にこだわらず、新たに視点を設ける 136
    (4)見通しがよくないときの視点の探し方 136
    (5)視点選定の難しさは何か 137

    第10章 山地における視点場の整備 139
    1 眺める場所の整備 139
    (1)日塩もみじライン沿線の眺める場所 139
    (2)龍王峡 白岩の休憩所 143
    (3)できるだけ柵を設置しない 144
    (4)そのほかの眺める場所の整備事例 147
    2 眺める場所のまわりの空間の整備 148
    (1)富士見展望台まわりの空間の整備 149
    (2)額取橋近くの展望台まわりの整備 153
    (3)展望台を高くするよりも展望台のまわりを整備する 155
    3 眺める場所への案内誘導 157

    第11章 山地における見通しの確保 163
    1 基本的な考え方 163
    2 山地と平地における見通しの確保の違い 163
    (1)山地では整備する範囲が小さくなる 164
    (2)山地では遠くにあるものが見通しを阻害することはない 164
    3 眺望伐採は何が難しいのか 165
    4 眺望伐採の難易度別の事例 165
    (1)見通しを阻害している樹木が明確な場合(Aタイプ) 166
    (2)見たいものが近くにある場合(Bタイプ) 168
    (3)視点前方が急斜面の場合(Cタイプ) 171
    (4)視点前方が緩斜面の場合(Dタイプ) 174
    (5)見たいものがかなり見えている場合(Eタイプ) 178
    5 眺望伐採における留意点 182

    第12章 眺望伐採におけるデザイン上の工夫 185
    1 奥行感の強調―視点近くに樹木を残すー 185
    2 そのほかのデザイン上の工夫 187
    (1)フレーム効果 187
    (2)スリット効果 193
    (3)見切り 195

    第13章 山地における見えているものの整備 203
    1 視点のまわりを優先して整備する 203
    2 対象場の樹林を整備するときの考え方 204

    第14章 森林景観整備事業の実施事例 207
    1 奥日光 西ノ湖西岸における整備 207
    (1)事業の概要 207
    (2)ヤチダモの枯損とその原因 207
    (3)ヤチダモ林の保護対策 211
    (4)ハイカー利用の分散による被害の軽減化 212
    (5)ヤチダモ林保護対策の効果 217
    2 二つの大ダムが同時眺望できる場所の整備 218
    (1)事業実施の背景 218
    (2)事業の内容 219

    第15章 シークエンス景観に配慮した整備 225
    1 シークエンス景観 225
    (1)シークエンス景観とは 225
    (2)シークエンス景観の特徴 225
    (3)日本庭園における眺めの変化 226
    2 道路沿線における景観整備 228
    (1)山地における眺めの変化 228
    (2)歩道沿線における整備事例 228
    (3)車道沿線における整備事例 231
    3 シークエンス景観の変化の作り方 234
    4 視点となる歩道の整備 238
    (1)歩道の新設 238
    (2)歩道の改修 241
    (3)歩道の安全対策 242
    (4)場違いなものをつくらない 245
    5 車道からの見通しの確保 246

    第16章 森林景観整備事業の合意形成 249
    1 事業の合意形成 249
    (1)合意形成はなぜ必要なのか 249
    (2)合意形成を行わない場合の問題点は何か 250
    (3)なぜ合意形成を行わないのか 251
    (4)何を合意形成するのか 251
    2 合意形成のための様々な手法―合意形成のためには何を行えばよいのか― 251
    (1)検討委員会の設置 251
    (2)現地検討会の実施 252
    (3)マスコミを通じた情報提供 253
    3 マスコミを通じた情報提供の実施事例 254

    第17章 森林景観整備後の維持管理 259
    1 景観整備後の視点場等の状況 259
    2 景観整備後の維持管理がうまくいかないのはなぜか 261
    (1)視点場が一体的に管理されていない 261
    (2)維持管理のやり方が明確にされていない 263
    3 維持管理をうまく行うための方策 264
    (1)協議会等を結成し、共同管理する 264
    (2)維持管理の内容を明確にする 264

    おわりに 267
    参考文献・引用文献 268
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