目次
- 第1章 医療をめぐる政治
- 1 医療保障制度の起源と専門職
- 2 医療専門職の専門分化
- 3 医療の受け手と国家
- 4 医療保障をめぐる先行研究
- 第2章 分析の基礎概念と本書の仮説
- 1 分析の基礎概念
- 2 本書の仮説
- 第3章 米国編
- 1 前史
- 2 レーガン・ブッシュ政権下の医療費抑制策
- 3 クリントン政権下の医療制度改革
- 4 本章のまとめ
- 第4章 英国編
- 1 前史
- 2 医療保障制度の概要
- 3 保守党政権下の診療ガイドライン政策
- 4 労働党政権下の診療ガイドライン政策
- 5 本章のまとめ
- 第5章 日本編
- 1 日本の医療制度の概要
- 2 医療制度改革の端緒
- 3 一九九〇年代の医療制度改革
- 4 第四次医療法改正と診療ガイドライン政策
- 5 本章のまとめ
- 第6章 日本の医療専門職の「プロフェッショナル・フリーダム」
- 1 戦前
- 2 戦後
- 3 武見太郎日本医師会長の登場と国民皆保険の実現
- 第7章 医療制度改革下の専門職政治−結論にかえて
- 1 米国、英国、日本における医療制度改革
- 2 本書の到達点
- 3 本書の課題と発展可能性