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目次

  • 序章 大学には「非日常」が隠れている
  • 第Ⅰ部 もう「アイデンティティ」はいらない?
  • 第1章 人生には「失われた1日」がある
    • 1 「君の気持ちは分かる」と言えるヤツほど信頼できない
    • 2 「私が何ものか」証明できるのは「身体」か「記憶」か
    • 3 「相互承認」に基づいて成立する「アイデンティティ」
  • 第2章 「話せば分かる」では分からない
    • 1 「自己紹介」って,いったい何を話せばいいんだろう?
    • 2 日本の「風土」が生んだ穏やかな連帯感と狡猾な処世術
    • 3 「罪の文化」のなかに「恥の文化」は隠れていないのか
  • 第3章 もろく曖昧な「善/悪」の境界線
    • 1 身に覚えがないのに「殺人犯」として裁かれたとしたら
    • 2 「平凡な役人」が「法外な犯罪」に加担したのはなぜか
    • 3 「善/悪」の道徳的な区別などフィクションにすぎない
  • 第Ⅱ部 「恋」に悩むより「平穏無事」がいい?
  • 第4章 「毛づくろい」なら猫でもできる
    • 1 自分の「身体」を取り戻すための武器としての「服飾」
    • 2 「精神が身体を操る」という「常識」はどこからきたか
    • 3 「理性」に従う社会生活を通して生み出された「他者」
  • 第5章 好きだの嫌いだの,愛だの恋だの
    • 1 きっと「哲学者」より私たちの方が「愛」を知っている
    • 2 「恋愛」は「夫婦愛」を通して「家族愛」へと発展する
    • 3 「愛」を育むには,「人格への尊敬」と「愛する技術」
  • 第6章 「優しい噓」は残酷な傷跡を残す
    • 1 「禁断の恋」に落ちたままで「良妻賢母」を続けた過去
    • 2 「虚言の禁止」という義務は「道徳法則」とみなせるか
    • 3 「正直」だからこそ,逆に「噓つき」になることもある
  • 第Ⅲ部 今はまだ「死」について実感できない?
  • 第7章 孤独な僕らの「メメント・モリ」
    • 1 安堵と不安が絶え間なく交錯する密室としての「病室」
    • 2 医学は進歩し続け,その結果,「治せない病」が残った
    • 3 「無縁社会」のなかで「死」を迎える単身者の「孤独」
  • 第8章 「不便」が「不幸」とは限らない
    • 1 生命倫理学者に告ぐ,「人殺しに加担するのはやめろ」
    • 2 子供の生死を左右する「大人の事情」をのぞいてみよう
    • 3 親が「障害児を避けたい」と願うのは「偏見」なのか?
  • 第9章 「リビング・デッド」のつくり方
    • 1 その人生は他人に奉仕すること以外何も許されていない
    • 2 「無慈悲で残酷な世界」の中で繰り広げられる試行錯誤
    • 3 自分の身体が「臓器の貯蔵庫」にされることへの違和感
  • 第Ⅳ部 世界を正すのは「権力」か「抵抗」か?
  • 第10章 「正義の天秤」の設計図を紐解く
    • 1 「先生」は「職業に貴賎はない」と言い張るのだけれど
    • 2 「自由主義社会」が前提する「平等な競争」という虚構
    • 3 万人を「平等」にする「正義」なんて実現できるのか?
  • 第11章 「リヴァイアサン」は目覚めかけ
    • 1 「善良な市民」から「潜在犯」を区別する基準は何か?
    • 2 「疑惑」や「恐怖」を「安心」に変換する「管理社会」
    • 3 何をすべきか分からないけど,「異文化共生」には賛成
  • 第12章 「復讐の連鎖」に楔は打てるか?
    • 1 「テロル」と「戦争」の区別が失われかけた「新世紀」
    • 2 「永遠平和」の理想から「正義の戦争」という妥協策へ
    • 3 「戦争」の「正/不正」を判断すべきは「道徳」である
  • 第Ⅴ部 ゲリラ豪雨対策に「こまめな節電」を?
  • 第13章 人間が「精霊」と共に暮らす条件
    • 1 今夜もまた「名前を返せ」と「妖怪たち」がやって来る
    • 2 「自然」のなかで「自然」を支配しようとした「動物」
    • 3 「人類」のためなら「動物」を犠牲にしても仕方ない?
  • 第14章 「ディストピアの救世主」の資格
    • 1 「過去」を書き換えて「未来」を救う「孤独な観測者」
    • 2 「凍結保存」という「時限装置」を起動させない予防策
    • 3 2030年,「子供たち」が笑い合うために何が不可欠か
  • 第15章 「人間」という厄介な「生き物」
    • 1 ベルリン上空高く,「天使」はおのれの「無力」を嘆く
    • 2 殺人が「罪悪」であることすら,人間は忘れかけている
    • 3 「善/悪」を決め難い時代に「対話」を継続するために
  • 終章 「教室」という「異空間」の闘い