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目次

  • 第1章 話者という根本問題と言語哲学
    • 1.1.話者について問う意味:話者複合論へ
    • 1.2.話す主体・私としての話者
    • 1.3.言語哲学的アプローチの試み
    • 1.4.言語哲学の手法
    • 1.5.話者と言語の相対的関係
    • 1.6.データ
    • 1.7.本書の構成
  • 第2章 西洋における主体と話者の捉え方
    • 2.1.対立し続ける立場
    • 2.2.言語学の動向と話者
    • 2.3.話者の複雑性を論じる人類学
    • 2.4.自己の概念を疑うポストモダン
    • 2.5.認知科学における話者
    • 2.6.社会言語学が明らかにする複数の話者
  • 第3章 話者と日本の文脈
    • 3.1.西田哲学:無の場所に現れる話者
    • 3.2.宮沢賢治:明滅する自己
    • 3.3.話者と相手の連関
    • 3.4.複数の自己の心理
    • 3.5.平野啓一郎:分人としての話者
  • 第4章 キャラクター現象:キャラクターとキャラクター・スピーク
    • 4.1.キャラクター現象
    • 4.2.ポストモダンとポピュラーカルチャー
    • 4.3.ポピュラーカルチャーにおけるキャラクターとキャラ
    • 4.4.社会におけるキャラ現象
    • 4.5.キャラクター・スピーク
  • 第5章 日本語表現における主体・話者・話者複合論
    • 5.1.陳述と潜在する主体
    • 5.2.日本語談話論と話者
    • 5.3.間主観性から話者複合論へ
    • 5.4.キャラクターと話者複合論
  • 第6章 ライトノベル:登場人物としての話者キャラクター
    • 6.1.はじめに:ライトノベルにおける会話部分のキャラクター・スピーク
    • 6.2.登場人物のキャラクター・スピークとキャラクター設定
    • 6.3.ライトノベルのキャラクター設定
    • 6.4.ツンデレキャラクターと話者複合性
    • 6.5.キャラ提示と話者複合性
    • 6.6.『ダーティペアの大征服』におけるキャラクターとキャラクター・スピーク
    • 6.7.おわりに
  • 第7章 ケータイ小説:語りの方策と話者キャラクター
    • 7.1.はじめに:ケータイ小説における語り部分のキャラクター・スピーク
    • 7.2.語る私と語られる私の話者複合性
    • 7.3.もうひとりの私の存在
    • 7.4.心内会話と語りのキャラクター
    • 7.5.バリエーションと語りの話者複合性
    • 7.6.語りの演出とキャラクター・スピーク
    • 7.7.語り手の登場とキャラクター・スピーク
    • 7.8.おわりに
  • 第8章 トーク番組:おネエ言葉と話者複合性
    • 8.1.はじめに:言語と性差
    • 8.2.キャラクター・スピークとしてのおネエ言葉
    • 8.3.マツコ・デラックスのキャラクター設定とキャラ提示
    • 8.4.おネエ言葉を混用するエンターテイナー
    • 8.5.おわりに
  • 第9章 テレビドラマ:フィクションとしての方言と話者複合性
    • 9.1.はじめに:方言の変遷と方言ドラマ
    • 9.2.『花子とアン』と『あまちゃん』
    • 9.3.フィクションとしてのバリエーションと話者複合性
    • 9.4.主要登場人物のキャラクター・スピーク
    • 9.5.語りのキャラクター・ゾーン
    • 9.6.おわりに
  • 第10章 少女マンガ:浮遊するモノローグとキャラクター
    • 10.1.はじめに:少女マンガという世界
    • 10.2.マンガの構造とモノローグ
    • 10.3.マンガにおける話者の諸相と複合性
    • 10.4.『僕等がいた』における七美のキャラクター・スピーク
    • 10.5.『君に届け』における爽子のキャラクター・スピーク
    • 10.6.マンガ家とキャラクター
    • 10.7.おわりに
  • 第11章 話者複合論と日本語発の言語哲学
    • 11.1.まとめ:キャラクター・スピークと複合的な話者
    • 11.2.キャラクター・スピークとしてのバリエーションとキャラクター
    • 11.3.空白の場所を埋める話者と話者複合論の可能性
    • 11.4.日本の言語文化から発信する言語哲学