目次
授業実践の限界を超えて
- 小川 博久(著)/ 岩田 遵子(著)/ 本庄 冨美子(著)
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序 章 本庄冨美子の教育実践の特色
第1節 学力のみによって教育は語れるか
第2節 学力偏重の中での子どもたち
第3節 現代の学校の問題点と教師の病理
第4節 本庄教諭との出会い
第5節 本庄実践の日常について語る
-エスノグラフィへの導入として-
第1章 子ども一人ひとりが生きる学級経営 ―障碍児が健常児と共に―
第1節 集団生活の中でケアの精神が生かされる(その1)
-障碍児H子をめぐる学級生活-
第2節 集団生活の中でケアの精神が生かされる(その2)
-障碍児S子と共に楽しむ縄跳び活動-
第2章 集団的知性としての学力 ―学級活動の発展として―
第1節 身体知の集団的遊び
-ボール回しの活動を通して-
第2節 集団による意味理解
-劇活動〈ごんぎつね〉のリハーサルを通して①-
第3節 「観る?観られる」関係における相互的学びと発見
-劇活動〈ごんぎつね〉のリハーサルを通して②-
第4節 パフォーマンスと意味生成の関連性
-古典朗読劇のリハーサルを通して-
第3章 子どもが主導する授業
第1節 学級活動の役割分有に始まる学習主体性の確立
-4年生理科〈水のゆくえ〉が教えてくれるもの-
第2節 役割の分有を介して表現の総合性を獲得する喜び
-学級全員による分担奏を通して-
第3節 学級仲間の知性を尊重し学び合う授業
-4年生理科〈関節〉の授業を通して-
第4章 生きたモデルとしての本庄冨美子の教育実践
第1節 新人教師の授業の援助
-「ノリ」の共有を高める介入-
第2節 同僚と共に学び合う自主的な現職研修
-学ぶ共同体としての「スマイル」-
第5章 臨床教育研究における実践者と研究者
第1節 自己の教育実践を語る
-実践者の立場から-
第2節 臨床教育研究における研究者と
教育実践者の関係はどうあるべきか
-研究者の立場から-
第3節 今後の教育研究のために
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