第Ⅰ部理論篇
第１章集積論の系譜と新産業集積
- １．産業集積の理論的系譜
- ２．集積論の軌跡
- ３．集積論の系譜と新産業集積論
- ４．クラスター理論の新展開
- ５．集積論の新たな課題
第２章日本の産業集積研究の成果と課題
- １．産業集積研究の隆盛
- ２．産業集積の理論
- ３．日本の産業集積に関する実証研究
- ４．産業集積政策に関する研究
- ５．産業集積研究の課題
第Ⅱ部マクロ分析篇
第３章日本における産業集積地域の概観
- １．産業集積地域のマクロ的把握
- ２．工業地区データによる産業集積地域分析
- ３．特定地域産業集積活性化法に基づくＡ集積地域の比較
第４章広域関東圏における産業集積地域
- １．産業集積地域に関わる立地政策の変化
- ２．広域関東圏における産業集積の俯瞰的把握
- ３．広域関東圏における産業立地環境の変化
第Ⅲ部地域分析篇
第５章内陸工業集積：神奈川県相模原市
- １．相模原市の概要
- ２．相模原市における産業集積の変化
- ３．相模原市における中核工場の実態
- ４．今後の政策的課題
第６章近郊工業都市：東葛・川口地域
- １．東葛・川口地域の概要
- ２．川口市における産業集積の構造変化
- ３．柏市における産業集積の構造変化
- ４．今後の東葛・川口地域の政策的課題
第７章企業城下町型集積：茨城県日立地域
- １．日立地域の概要
- ２．集積形成の歴史的経緯と地域産業の変遷
- ３．中核企業の機能変化と企業間連携構造の変化
- ４．新事業・製品開発と産学官連携
- ５．日立の機械工業集積の変容と地域的課題
第８章成熟産業都市：静岡県富士市
- １．製紙業をめぐる既往研究と地域の概況
- ２．富士市における産業活動の現況と製紙業の動向
- ３．富士市における産業集積の構造変化
- ４．製紙業における富士市の立地評価
- ５．成熟産業都市の政策的課題
第９章複合工業地域：静岡県浜松地域
- １．浜松地域の産業集積の特徴と既往研究の動向
- ２．浜松地域の産業活動の変遷と現況
- ３．浜松地域における産業集積の構造変化
- ４．浜松地域における産業政策の支援とその成果
- ５．複合工業地域における産業集積構造の変化と政策的課題
第１０章北関東産業集積：群馬県太田市・桐生市
- １．地域の概要
- ２．太田市と桐生市における工業の変化
- ３．調査対象事業所の概要
- ４．太田・桐生地域における集積構造の変化
- ５．太田・桐生地域の課題
第１１章機械工業集積：新潟県長岡地域
- １．日本の機械工業における長岡地域の位置づけ
- ２．長岡地域における機械工業の展開
- ３．調査対象事業所の事業構造の変化と分業構造の変化
- ４．新事業・新製品の創出に向けた取組
- ５．長岡地域の機械工業集積の変容と地域的課題
第１２章多核型集積地域：長野県上田・坂城地域
- １．上田・坂城地域の位置づけ
- ２．上田・坂城地域の産業集積の展開
- ３．上田・坂城地域の産業集積の構造変化
- ４．上田・坂城地域における産学・産産連携の展開
- ５．上田・坂城地域の産業集積の今後の発展に向けた地域的課題
第Ⅲ部地域分析篇小括
第Ⅳ部政策篇
第１３章ＥＵにおける産業集積政策
- １．産業集積政策の流れ
- ２．クラスターの規模と範囲の関係
- ３．関連多様性と集積の発展
- ４．スマート・スペシャリゼーション政策
第１４章日本における新しい立地政策と産業集積
- １．産業立地政策の転換
- ２．これまでの産業立地政策の変遷
- ３．主要産業集積地域における政策展開と今後の課題
- ４．今後の産業立地政策の課題