目次
- 序章 性別越境概念とその社会的意味づけ
- 1 現在国内で流通する性別越境概念
- 2 性別越境についての国際的な動向と歴史
- 3 日本における性別越境概念の変遷
- 4 本書の構成
- 第1章 独自化する自己像とライフストーリー
- 1 二元的ジェンダー観と自己像との間で
- 2 「性同一性障害」概念とカテゴリー化
- 3 調査の概要
- 4 3人の語りから見えてくるもの
- 5 ずれの中に構築されるアクチュアル・アイデンティティ
- 6 認識の変化が及ぼす影響
- 第2章 医療言説における揺らぐジェンダー概念と再帰的自己
- 1 多様性尊重言説は人々にどのような作用をもたらしたのか
- 2 新しい性別越境概念の登場と医療化に対する反応
- 3 「性同一性障害に関する診断と治療のガイドライン」の分析
- 4 ガイドラインの変遷から見えてきたもの
- 第3章 「性同一性障害」カテゴリーと非当事者の関係性
- 1 当時者の自己像と他者像
- 2 性同一性障害当事者運動の現況と自己像の変遷
- 3 分析方法・対象
- 4 多様化する当事者像と非当事者の関係性
- 5 当事者が背負おうとするもの
- 第4章 当事者演劇におけるジェンダー・イメージの変遷
- 1 「抵抗」からクイアへ
- 2 分析対象と方法
- 3 TPの性に関する意識はどのように変遷したか
- 4 自己像と他者像の変遷
- 第5章 トランスジェンダーの子どもをもつ親の語り
- 1 トランスジェンダーの子と親との関係に見られる特質
- 2 調査内容及び対象者
- 3 子の受容と多様性言説
- 4 親の語りからみえてきたもの
- 第6章 多様性言説と新しい主体
- 1 「多様性」について考えるために
- 2 脱真理化する性
- 3 新たな性の作用と多様性言説
- 4 多様性言説の議論の水準
- 5 性的人格からの撤退がもたらすもの
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