目次
核兵器
- 多田 将(著)
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序
第1章 原子核
1.1 その男は、東海村からやって来た
1.2 原子力施設の熔接技術によってつくられた戦車
1.3 原子の構造
1.4 原子核の構造
1.5 同位体
1.6 安定核
1.7 ウラン
1.8 ポロニウム
1.9 強い力
第2章 放射線
2.1 不安定核の粒子の放出
2.2 不安定核のエネルギーの放出
2.3 放射線は何故危険か
2.4 エネルギーの単位
2.5 X線
2.6 中性子
2.7 放射性同位体と放射能
2.8 半減期
2.9 放射線の影響
2.10 半導体への影響
2.11 吸収線量
2.12 等価線量
2.13 α線と β線の特徴
2.14 γ線と X線の特徴
2.15 中性子の特徴
2.16 人体への影響
2.17 急性障害
2.18 晩成障害
2.19 遺伝的障害
2.20 外部被曝と内部被曝
2.21 放射線加重係数
2.22 実効線量
2.23 自然放射線
2.24 医療被曝
2.25 被曝の許容量
2.26 外部被曝の低減
2.27 内部被曝の低減
2.28 放射線の測定
2.29 放射線の利用
第3章 核分裂と核融合
3.1 不安定核の分裂
3.2 核分裂断面積
3.3 マクロ断面積
3.4 核分裂反応に於ける質量欠損
3.5 望ましい核分裂物質
3.6 核融合反応
3.7 核融合反応に於ける質量欠損
3.8 核融合断面積
3.9 分裂か融合か
第4章 連鎖反応
4.1 温度
4.2 核分裂の連鎖反応
4.3 核分裂の連鎖反応にかかる時間
4.4 原子炉
4.5 チェルノブイリ原子力発電所事故
4.6 冷却材
4.7 減速材
4.8 核燃料
4.9 臨界量
4.10 反射体
4.11 密度と臨界量
4.12 核分裂物質の安全性
4.13 核融合の連鎖反応
4.14 ローソン条件
4.15 慣性閉じ込め
第5章 核燃料
5.1 ウランの採掘
5.2 ウランの精錬
5.3 ウランの転換
5.4 ウランの濃縮
5.5 ガス拡散法
5.6 遠心分離法
5.7 エアロダイナミクス法
5.8 電磁分離法
5.9 レイザー法
5.10 化学法
5.11 ウランの再転換
5.12 プルトニウムの製造
5.13 兵器級プルトニウム
5.14 高速増殖炉
5.15 プルトニウムの抽出
5.16 プルトニウムの同素体
5.17 廃棄物問題
5.18 核分裂物質の備蓄量
5.19 デューテリウムの濃縮
5.20 トリチウムの製造
5.21 リチウムの精製と濃縮
5.22 重水素化リチウム
第6章 核分裂兵器
6.1 マンハッタン計画
6.2 砲身型核分裂兵器
6.3 爆縮型核分裂兵器
6.4 ソヴィエト連邦に於ける核分裂兵器の開発
6.5 中性子発生管
6.6 ブースター
6.7 タンパーの材質の選定
6.8 EFI
6.9 2点点火式爆縮レンズ
第7章 核融合兵器
7.1 テラー゠ウラム型熱核兵器
7.2 3F兵器
7.3 特殊な核兵器
7.4 リチウム7の効果
7.5 核兵器が与える影響
7.6 核融合兵器の近代化
7.7 究極の核兵器
巻末図表
跋
カラー図
索引
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