目次
- 序章
- 第1節 問題の所在
- 第2節 研究課題の設定−先行研究の検討−
- 第3節 本書の構成
- 第1部 ブルーム・タキソノミーの開発とその後の展開
- 第1章 ブルーム・タキソノミー開発の意義と課題
- 第1節 ブルーム・タキソノミーの基本的性質
- 第2節 ブルーム・タキソノミーにおける目標構造化の論理
- 第3節 行動目標論をめぐる論争点
- 小括
- 第2章 スタンダード運動の展開とパフォーマンス評価論の誕生
- 第1節 アメリカにおけるスタンダード運動の展開
- 第2節 パフォーマンス評価の基本的な考え方
- 第3節 「改訂版タキソノミー」の立場からの「真正の評価」論批判
- 小括
- 第2部 「改訂版タキソノミー」によるブルーム・タキソノミーの再構築
- 第3章 L.W.アンダーソンらによる「改訂版タキソノミー」の開発
- 第1節 「改訂版タキソノミー」の基本的性質
- 第2節 「改訂版タキソノミー」による目標構造化の論理の再構築
- 第3節 「改訂版タキソノミー」における教育目標・評価関係の特質
- 小括
- 第4章 「改訂版タキソノミー」の提起する新たな課題
- 第1節 「改訂版タキソノミー」によるメタ認知の教育目標化
- 第2節 「改訂版タキソノミー」におけるメタ認知導入の意義
- 小括
- 第3部 思考教授研究におけるタキソノミー研究の展開
- 第5章 R.J.マルザーノらによる思考教授のタキソノミーの開発
- 第1節 「学習の次元」開発の背景
- 第2節 「学習の次元」に基づく単元設計
- 第3節 単元設計を導くメタファーとしての「学習の次元」
- 小括
- 第6章 思考教授研究における情意目標論の展開
- 第1節 1980年代における思考教授研究の展開
- 第2節 マルザーノのタキソノミーにおける「性向」概念の展開
- 第3節 「性向」概念と教室文化の編み直し
- 第4節 「性向」概念の危険性と可能性
- 小括
- 第7章 R.J.マルザーノらのスタンダード設定論の検討
- 第1節 McRELデータベース開発の背景
- 第2節 McRELデータベースに見るスタンダード設定論
- 第3節 マルザーノらのスタンダード設定論の意義と課題
- 小括
- 第4部 教育目標・評価論の諸系譜とそれをめぐる論争点
- 第8章 G.ウィギンズらの「理解をもたらすカリキュラム設計」の検討
- 第1節 「理解をもたらすカリキュラム設計」の基本構造
- 第2節 「知識の構造」を中心とする教育目標・評価論の提案
- 小括
- 第9章 「真正の学習と学力」をもたらす教育目標・評価論の構想
- 第1節 行動目標論とパフォーマンス評価論との差異
- 第2節 現代アメリカにおける教育目標・評価論の理論的構図
- 第3節 「真正の学習と学力」をもたらす教育目標・評価論の方向性と課題
- 小括
- 終章
- 第1節 本研究の成果
- 第2節 本研究に残された課題
- 補論 スタンダードに基づく教育改革の再定義に向けて
- はじめに
- 第1節 NCLB法以降のアメリカ教育の動向
- 第2節 NCLB法制下のアカウンタビリティ・システムへの挑戦
- 第3節 アカウンタビリティ・システムの新たな形
- おわりに
- 付論Ⅰ 教室の内側からの評価改革
- はじめに
- 第1節 「教室における評価」を軸にした教育評価研究の展開
- 第2節 「学習のための評価」をめざすマクロな評価システムの提案−ネブラスカ州STARSの挑戦−
- おわりに−教室の内側からの改革の基盤としての評価改革−
- 付論Ⅱ 高次の学力の質的レベルを捉える枠組み
- はじめに
- 第1節 ウェブの「知の深さ」の枠組みの背景
- 第2節 ウェブの「知の深さ」の枠組みの特質
- おわりに
- 付論Ⅲ ポスト近代社会をよりよく生きていくのに必要な資質・能力
- 第1節 コンピテンシー・ベースに向かう現代日本の教育課程政策
- 第2節 学校で育成すべき資質・能力を分類・構造化する枠組み
- 第3節 汎用的スキルを実質的に育みうる目標と評価の形
- 付論Ⅳ 「見方・考え方」概念の活かし方
- 第1節 「見方・考え方」をめぐる課題
- 第2節 「教科する」授業というヴィジョン
- 第3節 ポスト「現代化」の教科教育論への視点
- 第4節 ポスト「現代化」の教科教育論としての「教科する」授業
- 第5節 「見方・考え方」をどう捉えるか−高次であることと学びの深さ、重さの同時追求へ−
- 付論Ⅴ 「基礎・基本」を豊かに学ぶ授業の想像
- はじめに
- 第1節 ランパートによるかけ算指導の概要
- 第2節 ランパート実践の分析
- おわりに
- 付論Ⅵ 教育の主体化機能と社会化機能をめぐる論争点
- はじめに
- 第1節 要素主義と価値中立性をめぐって−ポスト・ブルームへの視点−
- 第2節 「学問的思考」重視をめぐって−ポスト・ブルーナーへの視点−
- 第3節 教科教育学の開発研究をめぐって
- 付論Ⅶ 教育実践の論理から「エビデンスに基づく教育」を問い直す
- はじめに
- 第1節 「エビデンスに基づく教育」の展開
- 第2節 「エビデンスに基づく教育」への批判
- 第3節 教師の実践的判断への技術知や実証的エビデンスの統合
- 第4節 「エビデンスに基づく教育」の構造的背景
- 第5節 教育目標と評価の新たなシステムの構想
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