目次
平和構築を支援する ミンダナオ紛争と和平への道
- 谷口 美代子(著)
- 序章 リベラル平和構築論とミンダナオ紛争
- 1 なぜ「平和構築」が重要なのか
- 2 先行研究の批判的検討
- 3 分析概念
- 4 調査手法と制約
- 5 主な用語の説明
- 6 本書の構成
- 第1章 海域イスラーム社会から米国による国民国家形成へ
- はじめに
- 1 ミンダナオ・スールーの基層社会とイスラーム受容
- 2 東南アジアのイスラーム化とミンダナオ・スールーにおける受容
- 3 ミンダナオ・スールー地域でのイスラーム王国の設立と発展
- 4 米国・日本植民地政府によるフィリピン統治
- 5 米国植民地政府によるミンダナオ・スールー地域の統治
- 小括
- 第2章 フィリピン独立後のミンダナオ統治
- はじめに
- 1 独立後ミンダナオのムスリム統合政策とその帰結
- 2 モロ民族解放戦線による分離独立運動と比政府のミンダナオ統治
- 3 ムスリム・ミンダナオ自治地域政府の成果と課題
- 小括
- 第3章 バンサモロによる平和構築への展開
- はじめに
- 1 モロ・イスラーム解放戦線の設立と展開
- 2 比政府とモロ・イスラーム解放戦線の和平プロセス
- 3 ドゥテルテ政権下における新たな平和構築の実践
- 小括
- 第4章 複雑化・多様化する紛争・暴力の構造
- はじめに
- 1 「リド」言説
- 2 クラン間抗争
- 3 ミンダナオの紛争と暴力の発生状況
- 4 マギンダナオ虐殺事件はなぜ起こったのか
- 5 イスラーム系過激主義勢力の台頭による紛争・暴力の複雑化
- 小括
- 第5章 下からの平和構築
- はじめに
- 1 調査の方法
- 2 ダトゥ・パグラスの事例−伝統的首長による平和構築の実践
- 3 ウピの事例−三民族共存社会での平和構築の実践
- 小括
- 終章 リベラル平和構築論を超えて
- 1 紛争・暴力・平和の構造的メカニズム
- 2 新たな平和構築への視座−公共空間の創出を目指して
- 3 平和構築の未来と支援のための示唆
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