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目次

    はじめに 紙の地図とデジタルの地図
     1 地図と近代測量
     2 陸地測量部から地理調査所への変身──国家機密と製図技術
     3 地図の変身──「陸測五万分一」地形図のその後
     4 地図を「読む」、地図を「作る」──本書執筆の動機

    第1章 地図と戦争──軍用地図と外邦図の行方
     1 文・理が融合した豊かな地図の世界
     2 ゲーテと地図
     3 ヴァイマル公カール・アウグストと軍用地図
     4 国土地理院のドイツ軍用地図
     5 全国に散らばる外邦図
     6 比較対象として──戦後のドイツ測量機関の行方

    第2章 地球儀と本当の地球──ベハイムの〈地球林檎〉とオイラーの予言
     1 地球儀の歴史──ドイツ語圏を中心に
     2 回転楕円体の地球と近代ヨーロッパにおける三角測量
     3 地球の姿から内部へ──地軸変動とオイラーの予言
     4 「柔らかい地球」のための国際緯度観測事業

    第3章 水沢の緯度観測所──木村榮と宮澤賢治
     1 師走の風物詩──ベートーヴェンの『第九』とシラー
     2 緯度観測所設置前夜──麻布の東京天文台
     3 ヘルメルトとポツダムの王立測地学研究所
     4 田中舘の交渉と木村のZ項発見
     5 夏目漱石の苦言とZ項の謎解明
     6 『風野又三郎』と高層気象観測

    第4章 ツァイス、ヴァンシャフ、バンベルク──ドイツ製望遠鏡からプラネタリウムまで
     1 ツァイスの望遠鏡──水沢の浮遊天頂儀
     2 カール・ツァイスと双子都市ヴァイマル/イェーナ
     3 ベルリンの専門工房──カール・バンベルクとヴァンシャフ
     4 金星の太陽面通過──十八世紀からの国際天文観測プロジェクト
     5 「アルビレオの観測所」と現代の宇宙の三角測量
     6 ツァイスのプラネタリウム

    第5章 日本水準原点とアナログ図化機──標高を知り、空から地上を撮る
     1 日本水準原点──高さを示す基準
     2 日本がお手本としたドイツ水準原点の歴史
     3 オランダお雇い技師リンドと東京湾平均海面
     4 銀板写真から航空測量へ
     5 ツァイスの一等図化機(ステレオ・プラニグラフ)
     6 ツァイスの傑作レンズ「トポゴン」と外邦図

    第6章 変化し続ける地球──地震・地磁気・重力
     1 近代までの大地震の記録と原因解明の試み
     2 世界初の地震学会設立と地震計
     3 濃尾地震と地磁気計測──バートンの写真集『日本の地震』
     4 「重力点TOKYO–B」──重力と標高
     5 ガウスとヴェーバーの電磁式通信
     6 地磁気逆転と〈チバニアン〉

    第7章 続『劒岳』──南極大陸と立山カルデラ
     1 〈日本アルプス〉と氷河
     2 『ファウスト』と小氷期──ゲーテの氷河理論
     3 厳寒の発見とゴシック小説『フランケンシュタイン』
     4 極地探検の歴史──文学作品や絵画を手掛かりにして
        その一 ナドルニーの小説『緩慢の発見』
        その二 ランスマイアーの冒険小説『氷と闇の恐怖』
        その三 立松和平の小説『南極にいった男』
     5 続『劒岳』──立山ガイドのその後
     6 もうひとつの立山──カルデラと砂防
     7 大規模崩壊地と「SABO」──赤木正雄のオーストリア留学
     結び──ゲーテと花崗岩

    あとがき・謝辞
    主要文献リスト
    主要人名索引
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