目次
治療文化の考古学 (臨床心理学増刊)
- 森岡 正芳(編)
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I-総論
痕跡から構想する力――企画にあたって/森岡正芳
II-治療文化の考古学(アルケオロジー)
対談1|文化を書く――見出された痕跡/象られていく星座/森岡正芳+江口重幸
心理臨床の生態学的転回(ecological turn)――生命的なプロセスとしての〈心〉/村澤和多里
心理臨床の身体論的転回/野間俊一
III-知の情念=受苦(パトス)
心理学の情動論的転回(affective turn)――スピノザからヴィコツキー/神谷栄司
情動論的疾病の時代にエモーショナルであること――情動論的転回から心理臨床へ/田澤安弘+歌音
アフェクトゥスの問題圏/箭内 匡
パトスの知――ヴィクトーア・フォン・ヴァイツゼカー/丸橋 裕
感情史とは何か/森田直子
IV-医の論理(ロゴス)と生の倫理(エチカ)
医療と宗教と心理学は出会えるのか――エマニュエル運動と『Psychotherapy』講座/江口重幸
病み,生きる,身体――身体医学史/田中祐理子
対話と倫理――正しさの在処/宮坂道夫
不確実性と終わりなき意思決定――アトピー性皮膚炎患者の事例から/牛山美穂
弔いの時間――カイロス(永遠の時間)/岸本寛史
V-傷と回復
対談2|傷と回復の「時」――トラウマの時間論/宮地尚子+森 茂起
貧困地域の考古学――西成の歴史,外国,障害,子育て支援/村上靖彦
トラウマ・スタディーズと批判的障害学を接続する/菊池美名子
VI-生存への制作(ポイエーシス)
「生存の美学」――フーコーのエートス/慎改康之
「暴力の予感」と,証人になること――「朝霞」,アルピジェラ,帰還兵/松村美穂
コミュニティを創造する――芸術のポイエシス/吉川由美
描く(書く)こと,生きること,死ぬこと/みやざき明日香
VII-ケアの公共圏――コラボレーション/イノベーション
対談3|心と社会――いずれが前景で,いずれが後景か/岸 政彦+東畑開人
〈ケア〉とは何か?――横臥者たちの物語/小川公代
ひとり生きるために――ケアされる自由のエスノグラフィ/髙橋絵里香
食事行為の緊張と緩和――縁食空間のケアについて/藤原辰史
権威に背を向けてオルタナティヴ医療を貫く患者たち/服部 伸
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