週刊 ダイヤモンド 2017年 5/20号 [雑誌]

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投稿者：melon　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

関西系の企業には医薬品と食品、電機などに多いと感じます。武田、田辺三菱、住友製薬、塩野義、参天、ロート（いずれも本社大阪）といった医薬品メーカーの有名どころは関西です。日清食品、グリコ、ハウス、日本ハム、ダイドー（いずれも本社大阪）などの食品メーカーの有名どころでも結構あります。パナソニック、ダイキン、シャープ、キーエンス、象印、タイガー（いずれも本社大阪）、京セラ、村田製作所、日本電産（いずれも本社京都）など電機や電気部品も関西系の有力メーカーは多くあります。一方出版やマスメディアなどは東京が強く、金融も日本生命、住友生命など関西系の企業もありますが、多くは東京中心でしょう。外資系は東京に集まっているかと思いきや、P&Gやイーライリリー、ネスレなど神戸にも集まっているようです。
しかし関西は空洞化が進んでいるようです。関西圏と東京圏での人口の流出入の推移や大阪府と東京都の間での企業本社流出入推移などのデータを見ると、やはり東京に一極集中が進んでいる現状が見て取れます。あまり東京にだけ集まるのは望ましくないといえるのですが、これは仕方のないことなのかもしれません。