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アンダスタンド・メイビー 下

アンダスタンド・メイビー 下 みんなのレビュー

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みんなのレビュー121件

みんなの評価3.8

評価内訳

121 件中 1 件~ 15 件を表示

2011/12/01 22:18

投稿元:ブクログ

とゆうわけで下巻レビュー。

上巻で張られた伏線の回収です。
展開が結構急で、「え、なんで??」ってなる場面もちょっとあるけど…
黒江が過去のいろいろな出来事に向き合って進み始めるそんな巻。

下巻では仁さんがいい活躍をします。
綾乃ちゃんも可愛くていい。
彌生くんとの絡みもいい。
とにかくいろんなことを清算して立ち直る、っていういつもの島本さんの作風やった。

上下巻読んで。
島本さんってこんなアップダウンの激しい、でも気持ちのいい小説が書けるのだなぁって改めて思った。
『波打ち際の蛍』のように主人公がトラウマを抱えていたり、でも『クローバー』みたいなライト感もあったり。

最後に救われるような終わりをするのがやっぱり印象的で、途中で苦しくなって涙が滲んだ場面も息が出来なくなる場面もあったけど、最後まで読み終えてよかったって思えた。

やっぱり私は、島本理生さんが好きなんだなぁって、改めて思いました。

この人の書く主人公はみんな弱く見えるけど、でも、立ち直る・向きあう強さを持っていて素敵。
周りの人間も、決して無関心ではなくて、だけど『なんとかして助けないと』って雰囲気でもなくて、弱い主人公を包んであげるような雰囲気があって素敵。

久しぶりに一気に読んだ本でした。

2010/12/28 17:09

投稿元:ブクログ

2011.01.26. すぐ読み返した。

2011.01.23. ラストにあるメッセージを読んで、今まで張り詰めていたものがぶわっと溢れる。読ませるその勢いはすごい(年々すごくなってる)けど、ところどころブツ切れの印象がある。島本さんは同じモチーフを何度もなんどもなぞるように書いていくんだろう。

2010.12.28
→上巻に続いて予約済み。1人待ち。

2011/08/28 14:57

投稿元:ブクログ

上下合わせて力が落ちなかったですね。
前半のほうがある意味では、未熟だけど真っ直ぐさがあって、好感持てたけど…
十代半ばにありがちな流され方もしていた。
下巻は二年半後。
今は憧れの写真家の助手に見事なって、家事や現像など何くれとなく世話をし、がんばって働いている20前後の女性。
もっとも、ほめられるのは料理だけ。
個人で撮った写真は評価されず、写真の指導はそれほどして貰っているわけではない。
見る人によっては別人のようだし、見る人によっては全く変わらない…

かっての彼氏と再会してつきあい始めるが…?
おいおい、それはやめとけ、という所も。
男性遍歴のように見えることの成り行きには、それなりの意味が。
過去の小さな出来事のようであったことも、中学時代のことも深い奥行きがあったんですね。
本人もわからないでいたことを少しずつ確認していく…

まだまだ若い主人公。
旅立つ方向性があり、過去のこともただ放り捨てていくのではないあたりが良かったです。
虐待や、宗教団体に関わる事件性も含めて、広がりを持った作品でした。

2011/07/18 14:22

投稿元:ブクログ

止まらなくて上下巻一日で読んでしまったけれど、好きかどうかというと好きではない、評価の難しい本でした
そっちに言っちゃだめってわかってるのに、どうしても選んでしまう主人公が見ていて辛かった
宗教の話はちょっと唐突で中途半端になっている気がして、なくてもよかったのでは?
それでもぐいぐいと読ませてしまう上手さ、力のある作品です

2011/07/05 22:20

投稿元:ブクログ

一生懸命で純真だからこそ誰よりも傷つきやすい黒江。本当はいつだって救われたかった。そんな気持ちが感じられて切ない。

宗教がストーリー上に表立ってきた時点で、そういう方向なのか・・・と少し戸惑った。

2014/02/11 21:10

投稿元:ブクログ

明るい未来の見えるラストで良かった。
これまでの黒江の行動は過去に両親から受けた経験から来ているものだったんだな。それぞれと話をすることができたことは良かった。

何よりも優しいのは仁さんか。

2011/07/18 11:25

投稿元:ブクログ

最後の行を読んで、この物語を読んで良かったと思えた。私は、許されてもいいのだと。

下巻も一気に読み終わった。島本さんは私をどこまで知ってるのかと言いたいぐらい、代弁された気分に今回もなった。真綿荘に出てくる晴雨さんの姿を、もっと具体的に書いたのが仁さんという印象を受けたのは気のせい?

2011/04/17 18:13

投稿元:ブクログ

羽場先輩とか賢二くんみたいな人って、絶対いそう。いそうだし、すぐに想像できる。島本さんの描く男性ってリアルやな~って思った。
やよいくんとかもなんとなくわかる。
最初は外見とかカッコ良さとかに惹かれるけれど、結局一緒にいたいって思えるのって少々ダサくても安心できる人やったりするんよなぁ。分かるなぁって思って読んでた。

2012/03/11 12:15

投稿元:ブクログ

■思ったより暗くなかった。写真も絡んでくるもと、解決に向かっていく感じがまだよかったかなぁ。でも下巻の仁さんと黒江の話メインくらいでもよかったかなとは思う。

2011/08/29 09:42

投稿元:ブクログ

読み終わりました。
設定のあたりにちらほら自分に縁のあることが載っていて
今読むべきものだったのかなーとは思いますが…。
で?の気分があるのは、自分の年齢の問題かもしれません。
若い方是非。

2011/06/02 20:22

投稿元:ブクログ

上下ともにほぼ一気読み。島本理生作品では珍しく、主人公が大人しい方ではなく、男性キャラも魅力的だったように思う。仁さんも、彌生くんも、羽場先輩も。彌生君とのやりとりは切なかったな。終盤、仁さんの優しさに泣きっぱなしでした。やられた。

2011/05/27 23:15

投稿元:ブクログ

孤独と繋がりと家族の話。
彌生君は孤独から黒江の笑顔で救われた。
だけど黒江は彌生君には絶対的優しさ、無条件の愛情を求めた。
中途半端に壊れて、中途半端に孤独の中で
黒江は絶対的に孤独な仁さんと接することで
繋がりを手に入れることができたと思う。
大切な人と死という別れをした彌生君と仁さんは
中途半端に孤独な黒江に惹かれていった気がする。
許しあうことが繋がることなのかもしれない。

仁さんの強さと弱さの入り混じった雰囲気が
とても大好きだった。

島本理生の文章は
丁寧な日本語なわけではないのに
キレイな日本語だと思う。
間の取り方が上手くて、句読点のつけ方が最高。

2011/10/08 22:38

投稿元:ブクログ

まさかお母さんが宗教にハマっているとは思いもしなかった。ラストは良い感じに終わってて良かったけど。黒江、乗り越えて頑張って生きていけるといいなぁと思った。

2011/03/07 22:39

投稿元:ブクログ

(2011.02.21読了)(2011.02.16借入)
上巻を読み終わったところで、今後どんな悲惨な展開が待っているのだろうかと思っていたのですが、男関係が上巻ほどあれこれ展開するわけではなかったけれど、幼児期の体験のために彌生君とはうまくいきませんでした。
感情の起伏が激しくて、自分で自分がコントロールできないのでしょう。自分で自分がコントロールできない人を相手にするには、同年代の男では、振り回されるだけでどうにもなりません。そういう意味で、浦賀仁は、うまい配置だったかもしれません。
浦賀仁には、女性関係で、過去に事件があったようで、下巻のもう一つの柱は、浦賀仁の過去の女性がらみの話、ということになります。
主人公の藤枝黒江が、浦賀仁に助けられながら、もう一方で、浦賀仁を助けながら、黒江の写真家としての仕事のとっかかりを見つけて行く展開になっています。
この辺は、うまく構成された物語になっていると言えるでしょう。
また、上巻で肩すかしを食ってしまったと思っていた、自転車置き場で黒江を襲った人物や幼いころ黒江に性的悪戯をしている写真を送りつけてきた人物が明らかにされています。作者は、忘れていたわけではなくて、意図的に、後回しにしたようです。
幼い子供に性的悪戯をしようとする人たちが後を絶たない世の中では、この本の物語をはじめとする、島本理生が繰り返し取り上げるテーマが意味を持つのかもしれません。
それはそれとして、廃墟を取っていた浦賀仁がグラビアを飾る女性を撮るカメラマンになってしまうなんて意外な展開でした。島本さんは、最初から意図していたのでしょうか?それとも、書いてゆくうちにそうなってしまったのでしょうか?聞いてみたいところです。

●タレント(25頁)
色んな女の子がいた。テレビの印象のままに感じの良い子。大人しそうなルックスとは裏腹に、女王みたいに振る舞う子。いつも仏頂面で、不機嫌そうな子。
でも、どの子もカメラを向けられると、いきなり花が咲くように目を大きく開いて、全身の神経を使って、表情やポーズを作った。一番魅力的な撮られ方を知っていたし、売れて行く子ほど、どんどん飽きさせない工夫をしていた。
●好み(28頁)
(紅子)「外見がすごーく好みで性格が合わないのと、外見はいまいちだけど性格のいい子だったら、どちらを選びますか」
(仁)「一生独身でいますね。僕の好みは、美人で性格とスタイルがよくて僕に優しい人ですから」
●好きだけど嫌(186頁)
彌生君が好きだ。でも普通の男の人になるときの彌生君は嫌だ。
●セックスは(194頁)
セックスは、私が人に必要とされる数少ない方法で、それ以外には意味なんてないのに。
●新興宗教「赤と青の門」(227頁)
単に個々が集まってきて「悪とは何かを教え合い、互いに懺悔して、反省する」場所なんです。
信者の中で、一番多かったのが、自分の親に虐待された人でした。
●生きること(254頁)
生きることは素晴らしいことだと思い込まされて、だから、そう感じないのは変で、いつか素晴らしくなるから生きるべきだと信じていた。
でも本当は、生きることなんて、つらいのが大��提じゃないだろうか。
何かを傷つけて、死んだものを食べて、欲望に追い立てられて。あるいは欲望を持つ者に追いかけられて。誰かを救ったって、そんなの罪滅ぼしと変わらない。
●女の人(327頁)
女の人というのは、たぶん僕らが思っているよりもずっと多くのものから傷つけられて、生きてる。

藤枝黒江、彌生君、
浦賀仁、聖良さん、
小田桐綾乃、
西田君、梨華子さん、

☆島本理生さんの本(既読)
「大きな熊が来る前に、おやすみ。」島本理生著、新潮社、2007.03.30
「あなたの呼吸が止まるまで」島本理生著、新潮社、2007.08.30
「クローバー」島本理生著、角川書店、2007.11.12
「CHICAライフ」島本理生著、講談社、2008.06.26
「波打ち際の蛍」島本理生著、角川書店、2008.07.31
「真綿荘の住人たち」島本理生著、文藝春秋、2010.02.10
「あられもない祈り」島本理生著、河出書房新社、2010.05.30
「アンダスタンド・メイビー(上)」島本理生著、中央公論新社、2010.12.10
(2011年3月8日・記)

2011/03/17 18:42

投稿元:ブクログ

表面は若者の恋愛ものでリズムよく展開していった上巻には、いろいろな仕掛けがしてありました。下巻は、それらを受けて重たいテーマ(家族・宗教・幼児性愛)を人物描写の魅力で力強く展開させています。

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