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津波ものがたり 改訂新版

津波ものがたり 改訂新版 みんなのレビュー

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みんなのレビュー3件

みんなの評価4.7

評価内訳

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大災害に私たちができることは、貴重な情報を生かし伝えていくこと。

2011/12/06 08:53

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:プラチナ若葉 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本は明治以降日本の沿岸で津波の被害に遭った人たちの物語(実話)を収録し、物語の後に一つ一つ科学的な解説をつけ加えて構成されている。そして、6つの物語の後で「タイとヒラメと先生の対話」という形でさまざまな被害例を振り返り、私たちがどのようにふるまうべきか考えさせている。
本のあとがきで著者は「この本に書いてある物語は、架空のことではなく、すべて、実話や記録をもとにしたものです。」と書き、「知識や心得の部分を、できるだけ正確に記述する」ことに「一番神経を使った」そうである。
そこまで著者が心血を注ぎ、自然災害へ警鐘を鳴らしていたこの本の内容は最初の出版では残念ながら世の中にしみわたることがなく、巻末に追補されている5つの地震でもたくさんの犠牲者が津波で出てしまったのは周知の事実である。
なぜこんなことになってしまったのだろう。
津波の襲撃にはいろいろなパターンがあり、以前被害に遭った時の経験がその後たくさんの人の命を救う場合もあるが、逆にその経験が命取りになった場合もある。
しかし、この本が生かされなかった本当の原因は、津波は遠いところで起こったことであり、またたとえ次に地震が来たとしても自分たちは克服できるだけの技術の力をもっていると錯覚していたからではないか。
また、この本に書かれている貴重な事実は現代とは関係のない遠い昔話だと慢心していたのではないだろうか。
この本が出版されたのは1990年。1990年の日本といえばバブル景気の中にあり、日本は貧しい時代から抜け出し、これからも発展し続ける気分があふれていた頃である。第二次世界大戦から立ちあがってきた日本はどんな災害でも克服できる、そんな雰囲気が世の中にあったのかもしれない。

しかしこの本を3月の災害でたくさんの犠牲者を出した後の今読んでみると、私たちは改めてたくさんの過去の経験を知り、その知恵を多角的に判断しなくてはいけないこと、また、どんなに時代が進もうと、技術が進歩しようと、人間には自然の摂理に対抗するだけの力はなく、ただ自然の前には謙虚でいることしかできないということがわかる。

そしてその経験を伝えるものは一方的なものであったり、簡単に消されてしまうようないい加減な情報(集)ではなく、さまざまな事実を積み重ねそれを丹念に検証している良質な情報(集)でなくてはならないということも、間違った情報を信じたためにたくさんの命が失われてしまったという悲しい事実が伝えている。
この本は、岩手の沿岸部で漁師の七男として生まれ、大津波を経験した著者がその犠牲を少なくしようとした貴重な情報源である。
このような本を私たちは記憶し、この本の警鐘に耳を傾けなかった私たちがどうなったのかという苦い事実も伝え続けていかなくてはならないと思う。

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2011/07/28 16:42

投稿元:ブクログ

こういう本が出ていたのか・・・・ 知らないことは恐ろしい。小5長女は、当分海には行けなくなる(恐くて)と言っていた。

2014/12/05 08:31

投稿元:ブクログ

こんなすごい本が1990年11月1日に発行
されていたのにもかかわらず、2011年3月
11日の大地震でもたくさんの方が亡くなってしまった
という事実にとても痛ましい思いをする。
天災から命を守るためには、個人の意識も大切だが、
しつこいほどの「啓蒙活動」も必要だと思う。
その一助になれば、と思いtwitterにもupしたい。

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