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みんなのレビュー20件

みんなの評価3.5

評価内訳

20 件中 1 件~ 15 件を表示

2011/10/20 21:49

投稿元:ブクログ

構成が複雑なので仕掛けを期待したが、それまでに読む気が萎え、実につまらない読書となってしまった。

四人の男女の行動を繰り返し書いてるだけの展開だが、誰一人共感できないし、キャラクターに何の興味も感じない。序盤で追い詰められ、犯人のなすがままに動くのだが、そこからもう納得できない。考えてること、やってることについていけず、どんどん作中との距離が開いていった感じ。

いい加減に展開してるようで、なぜかテーマは重い。しかし、そのテーマに対してストレートに対峙してないから、却って作品のお荷物になってる感がある。それもこれも凝った構成の悪影響だろう。後味も悪いし、じたばた動き回った割には主張もメッセージ性も感じられない。小説よりもシナリオ向きのネタなんだろうな。

2013/12/03 00:51

投稿元:ブクログ

主語になっている「わたし」「お前」というのが誰なのか、最後まで読み進めないとわからない作りになっているうえに、翻訳の不自然さが相まってかなり読みづらかったが、読み進めるうちにそれにも慣れてくるとスピーディな展開に追いつける。ストーリーそのものはなかなか面白かった。
 
この物語の大きなテーマとして、キリスト教的な"罪と罰"にあるようだが、無宗教のなかで育ったので「許しを与えることは神のみに許された行為」みたいな、その感覚がよくわからなかったため、オチは理解できなかった。

2011/11/05 17:43

投稿元:ブクログ

誰かに代わって謝罪を請け負う、という商売を始めた主要人物の四人が最後まで自分の為だけに行動するあたりは皮肉なんだろうか。これは彼らを厄介な状況に追い込み危害すら加える「理不尽」を体現したかのような人物にも共通している。
皆が利己的に振る舞い結果的に自滅し誰一人救われない。読後感はすこぶる苦い。

2011/12/16 01:35

投稿元:ブクログ

まず「SORRY」という原題を「謝罪代行社」と訳出したセンスが光る。タイトルだけで読んでみたいという向きが少なからずいるだろう。斯く言う私もその1人である。しかしですね、「謝罪代行社」という標題はそれ自体はいいいのだけれど、「名が体を表わしていない」のである。そういうわけで、読後に「なんじゃ、こりゃ」と思ってしまう向きも少なからずいるだろう。斯く言う私もその1人である。でも、これ「このミス」あたりではトップテンに入ってくるんだろうなあ。うーん、微妙なところだ。

2011/09/01 23:48

投稿元:ブクログ

依頼人に代わって謝罪をするという仕事を始めた4人の若い男女。ある日、彼らの一人が指定の場所に行くと……。
人の代わりに謝る会社を立ち上げるという冒頭の暢気な雰囲気が、ある出来事をきっかけに一変。物語は予想外の方向へ。
4人の仲間たちに加え、謎めいた「わたし」「彼」「おまえ」の複数の視点が交錯し、時制も入り乱れる複雑な構成と二転三転するストーリーから目が離せない。
終盤の”罪”や”許し”ヘの問いかけも圧巻。

2012/01/03 19:39

投稿元:ブクログ

このミスの紹介文で面白そうだったので、読んでみたんですが、ミステリーとしはちょっと残念でした。
いろいろ展開があるのかと思ったら、正直あらすじ以上の事は無く、結局何が焦点だったんでしょう。

これ文庫本でも出てたんですね。後で気が付いて、しまったと思ったんですが、値段は変わらないんですね。

ポケミスを初めて読んだんですが、なぜか学校の図書室の本を思い出して、懐かしい気がしました。

2011/11/23 00:34

投稿元:ブクログ

罪と赦しの話。ひとに代わって謝罪する、と言う行為の捉え方が、キリスト教徒と非キリスト教徒とで違うのだろう。原罪から教会での懺悔まで、彼らの意識は常に罪の意識に苛まれているのだろうか。

2011/12/18 07:17

投稿元:ブクログ

他人に代わって謝罪する会社を起こす4人組、突飛な設定な割に会社自体のエピソードがほとんどなく、終盤にさしかかるまでもっとこの設定を活かすようなエピソードは入れられなかったのかとずっと思っていた。

でもまあ犯人の動機がそういうことならしょうがない、というかここは著者のメッセージでもあるようにも感じた。

結局全体を見渡すと、思いあがった4人組が狂人に難癖つけられて、あげくの果てに第3者の逆恨みまで引き受けさせられて消化不良の解決を迎えるという、何とも踏んだり蹴ったりなだけの物語。

「おまえ」とか「現場にいなかった男」とか思わせぶりな幕間があり、後半で視界が開けることを期待するのだが、これがまた残念。ミステリ性は非常に乏しい。

■このミス2012海外17位

2011/08/29 01:45

投稿元:ブクログ

人に代わって謝罪をすることで金儲けをする仕事。クリスとその弟ヴォルフ、タマラとその親友フラウケ。親しい友人である彼らは、4人で『謝罪代行』の仕事を始める…。

物語におけるこのようなアウトラインを掴んだところで、こんな仕事が果たして上手くいくわけがない!…と容易に想像がつくことでしょう。

事実、仕事を始めてしばらく上手くいっていた彼らには、恐ろしく奇妙な出来事が起こるのです。


この作品を読んで思ったのは、非常に難しい作品であるということ。ストーリーの順番もさることながら、描写の方法が複雑であることがその一因ではないでしょうか。

代行社メンバーのそれぞれの目線から物語を追ったメインのストーリー。さらに『おまえ』、『わたし』、『彼』という3つの謎の目線から物語を追う不規則な描写。

一見すると不親切とも取れるこの描写の仕方が、わたしには本書を読み進めるうえで最大の障害となりました。

しかし。全てはラストに向かうにつれて、1つの目標へと収束するように美しく絡み合っていきます。巧妙な伏線といくつもの罠が仕掛けられていたことに気づかされるのです。


物語を読み進めていくと分かるのですが、この作品には『明日にむかって撃て』が、物語の伏線に深く関わっています。

---この作品自体が、『明日にむかって撃て』のなかで、明日を夢見て儚くも散っていったブッチとサンダンスそのものではなかったのだろうか…。

わたしには、そう思えて仕方がありません。


---彼の温もりがなくて寂しい。

と2回繰り返し、眼下にリーツェン湖を見た『わたし』。

彼女もまた、きっと…なのだろうというのが、わたしの本書への結論なのですが。

この作品をラストまで読み終えた人と、お互いの結論を話してみたいと思える作品でした。

2012/01/29 13:43

投稿元:ブクログ

依頼人に代わって謝罪する仕事を始めた4人が殺人事件に巻き込まれる・・・
三人称視点で描かれる謝罪代行社の4人の話を中心に、一人称視点の「わたし」のエピソードと二人称視点の「おまえ」のエピソードが挿入され、さらに中盤以降は「現場にいなかった男」のエピソードも追加される。
加えて「あいだで起きたこと」「以後におきたこと」「以前に起きたこと」と、各エピソードの時間軸が異なるなど、入り口は申し分なし。
最後まで「わたし」については気づけず、最後のどんでん返しも悪くない。
ただ入り口から最後の結末までに至る過程で、「謝罪代行社である意味」「死体に謝罪させる意味」「事件の発端」等々、満足できない事も多々。。。
どっぷりハマる程ではないにしても、決して悪くはなかったので、もう少しタイトルとなっている「謝罪代行社」として、作品全体としても、事件内でも意味を訴えかけて欲しかった。
そこが残念。

2012/02/09 21:35

投稿元:ブクログ

翻訳者の後書きによると、本書の原著は2010年にドイツ推理作家協会賞(グラウザー賞)と言う権威ある賞を受賞したとの事。
寡聞にしてこのグラウザー賞についてこれまで全く知らなかったのですが、受賞作は素晴らしい小説揃いなのか、本書も一度読み始めるとグイグイと作品世界に引きこまれ、一気に読破してしまいそうになる魅力を持っています。

では、早速ですが、あらすじの方を簡単にご紹介します。

新聞社をリストラされたばかりのクリスが、学生時代の友人2人(両方女性)と弟の4人であるビジネスを始める。
そのビジネスとは、謝罪を代行すること。
具体的に言えば、例えば、愛人兼部下を解雇した上司が彼女に対して謝罪することを代行したり、不当解雇された従業員が会社を訴えることが無いように会社に代わって謝罪したり・・・と言った事を始めた。
このビジネスは意外なほど大ヒットし、ビジネス開始の半年後にはベルリン近郊にある湖のほとりに屋敷を購入し、そこを住所兼仕事場に出来る程の利益をあげた。
順風満帆な彼らだったが、ある依頼を引き受けた事により、事態は急展開をとげる。

その依頼先に出向いたクリスの弟・ヴォルフは、女性の死体が壁に釘で打ち付けられているのを発見した・・・・

4人の家族の情報を握っている事をちらつかせ、死体への謝罪とその始末を強要する犯人。
事態への対処方法で混乱する4人。
そして、仲間割れ・・・・

犯人の正体は?
動機は?

錯綜する状況。
様々な思惑を持った人々がそれぞれに動きを見せる中、犯人から第2の"謝罪代行"依頼が入る。

仲間をうしない、追い詰められた代行社のメンバー達は・・・・



本書の文体は独特なものです。
4人の動きを追うだけでなく、過去と現在が入り乱れ、その上、”おまえ”と言う2人称と”わたし”と言う1人称を使って正体不明の人物の動きまでも描き出しています。

しかし、だからと言って、奇をてらったと言う感じは一切なく、それどころか(上記しましたが)逆に作品世界へグイグイと引きこまれて行きます。


凡庸な推理小説とは違い、真相が明らかにされても価値を失わない推理小説。

本書は正にこの様な推理小説でした。

2011/10/07 08:08

投稿元:ブクログ

なんとも救いのないお話だ。面白くないわけじゃあないけれど…。ドイツミステリはどうも肌に合わない。気持ちが冷え冷えとしてしまった。

2011/11/13 09:22

投稿元:ブクログ

4人の若者が立ち上げた謝罪代行社。
依頼人に代わって謝罪に赴いた先で待っていたのは女性の死体だった。

依頼人の正体、4人を見張る人物、過去の児童虐待と謎は多いのだけど、その分殺人犯の正体と動機という一番根っこにあるものが埋もれてしまって読み終わったあとすっきりしないというか。
これでもかと言うぐらいねちっこい人物描写が折り重なってラストに描かれる真実は、緊迫感もあるし怖さもあるんだけど、はっきりとした形を持たないのでどう消化していいのか悩むところではある。
これは読み手の自分が未熟なだけだけど。
ラストに宗教観が唐突に出てきたのも馴染めなく、だったら最初から犯人は狂信者の態をとっていて欲しかったり。

面白くないのかと言われればそうではないし、でもなんか釈然としない1冊だった。

2012/05/08 13:08

投稿元:ブクログ

 最初はお前・女などの代名詞が主語であったり、時間軸が前後したりで若干混乱
しかし、読み進めると俄然面白くなってきて、盛り上がってきましたよ!て所で犯人の動機につながる過去話で冷や水、でした
読後感は暗く重い
 

2011/09/12 22:44

投稿元:ブクログ

非常に悲劇的で陰惨な出来事の連続とトリッキーな物語構成。謎が謎を呼ぶとはいえ、そこはあまり重要ではない。
こうした要素を支えている背景が必然性を持たないコメディ的状況であるところはユニークだ。
最後まで読んでもスッキリするような作品ではないけれど、そこに残るモヤモヤは、作中人物の感じているであろう気持ちを多少なりとも体験させてくれる。
人生は理不尽だ、とかなんとか。

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