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hontoレビュー

ルポ子どもの無縁社会(中公新書ラクレ)

ルポ子どもの無縁社会 みんなのレビュー

新書

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みんなのレビュー15件

みんなの評価3.8

評価内訳

15 件中 1 件~ 15 件を表示

2012/01/29 19:08

投稿元:ブクログ

大人の無縁社会の背後で、社会から切り離されてしまった子供達を取り上げた本。タイトルからは、学校で友達ができないとかそういう話を想像したが、全く違っていた。実態が綴られた部分は目を背けたくなる。
行き過ぎた個人主義や時代にそぐわない制度など、背景には様々な原因が絡む。現代には、子供を社会全体で育てようはないどころか、邪魔者扱いする風潮さえあることに殺伐とした思いがする。大都市だけで起こっている問題ではないだろう。非常に重く、考えさせられた。

2015/01/31 18:44

投稿元:ブクログ

消える子供、どこにいるのかわからない。学校から年間1000人の子供が消える日本の社会は平和なのか。親の自己責任、親任せでいいのか。

2013/06/27 20:24

投稿元:ブクログ

『We』で、青山さくらさんが連載している「ジソウのお仕事」と重なる内容。

映画「誰も知らない」が実在の事件をモチーフに脚色されたものであること、そのことを知らない人も多いだろうと本は始まる。実在の事件であることは、私も知らなかった。

日本で年間1000人以上の「居所不明児童生徒」と呼ばれる子どもが存在するという。文科省の学校基本調査にも掲載されている数値で、その数値計上の取り扱いについて、文科省からこんな通知も出ている(学校基本調査「不就学学齢児童生徒調査」における「1年以上居所不明者数」の取扱について(通知)http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/shugaku/detail/1307931.htm)。

居所不明とは、住民票を残したまま1年以上所在がわからず、その後の就学も確認されていない子どもで、所在がわかっている不登校などは含まれない。この子どもたちがどこにいるのか、食べて、寝て、着せてもらっているかということさえ、ほとんどわからないらしい。

学校から姿を消す子ども、虐待家庭、子どもの遺棄や置き去り、ネットで出会いリアルで孤立する親と子…貧困や虐待といった問題を抱えない家庭でも「無縁」は忍び寄っている、ということを、著者はいくつかのケースや数字をあげながら、ある意味淡々と述べていく。

自分の子どもも「無縁」になってしまうのではないか、社会から「無い存在」として扱われるようになってしまうのではないかと、著者自身がわが身を振り返ってそう思えると書いているところに、私も暗い予感を抱いてしまう。

(6/4了)

2012/07/30 18:57

投稿元:ブクログ

教育に関わる者として、一度は読んでおくべきだと思って読んだが、正解だった。
まず、親自身の生活が不安定な上に子育てとなれば、当然いろいろなところで子どもが犠牲になることがある。
児童相談所の立場からの記述もあるが、住民票の移転がなければ救いようがないというのが、今の社会のシステムの限界である。
本書で著者が主張しているように
一人でも多くの子を救うためには、「社会で子どもを育てる」こと。つながること。
虐待事件を起こしてしまった親の多くは、SOSを試みている。(本書の例では)
社会の無関心が、子どもの虐待死を生んでいる。

国や地方自治体のシステムを変えることも必要ではあるのだが、最も大切なのは社会が一体となって子どもを育てていくことではないだろうか。

2012/01/30 00:53

投稿元:ブクログ

ここのところ、不安定な子どもの世界について様々な状況を理解していく中で、あってほしくないがきっとある…と思っていたものが、当初のいう「子どもの無縁社会」そのものでした。家族など原始的な関係にも、生活保護のような近代的な関係にも捕捉されない、こぼれ落ちる小さな命やその尊厳。

2012/06/03 10:02

投稿元:ブクログ

狙ったものであろう、非常に後味の悪い読後感。
大人の都合によって、社会から消えていく、あるいはいなかったことになっている子どもたちのルポ。
大人の「自己責任」に子どもが巻き込まれ、「個人情報保護」に阻まれて見つけることも救うことも困難になる。変な「公平感」によって、コミュニティは崩壊して家族以下の単位になっていく。
大人の自己責任はある程度やむを得ないと思うけれど、そこに子どもが(しかも書類にのらずに)関わってくることへの、行政や社会の想像力と対応力の欠如を感じます。
一方で、自分の子や、将来孫がそうならないかと考えた時、絶対に大丈夫だと言い切れない縁の細さ。答えがないのに、何度も読んでしまいました。

2015/12/23 22:16

投稿元:ブクログ

いやー、切ない話だった。年間1000人以上の「居所不明児童生徒」がいること、虐待通告があっても、特定できなかったり、中に入れなかったりすること、現代にも捨て子や置き去りが200人以上いること、ネットで出会った人と素性が分からないうちに子どもを作ってしまうこと、祖父母世代と同居してるのに、子どもに目がいっていないこと。この親に育てられたから、こんな親になったのだ、と思わずにはいられない。こんなに少子化対策と言ってるのに、せっかく生まれてきた子どもたちが全然大事にされていない。

2012/01/27 23:38

投稿元:ブクログ

官報の行旅死亡人に子どもも載っているとか、毎年200人前後の児童が置き去りや棄児にされ保護されているとか、私にとっては衝撃的なことばかり。だいたい、戸籍がないとか住民票がない子どもが日本にいるということすら今まで思い浮かばなかった。内容は無縁というより、殆どネグレクトや虐待、そしてそれらに追い込ませてしまう環境や、そこから子どもを救う難しさなど。最後のマイコのことばには、ちょっと涙が出た。

2012/06/12 00:56

投稿元:ブクログ

衝撃の数字の数々...


1年以上居所不明の小中学生の数:1183(平成23年度)
(※住民票を残したまま1年以上所在不明になり、その後就学が確認されない子ども)

児童相談所における児童虐待相談対応件数:55154(平成22年度)

児童福祉司の数:2606(平成23年4月1日)

「親と一緒に朝食をとる」
小学生:46.4%
中学生:32.0%

「一人で食べる」
小学生:20.1%
中学生:41.6%


その他、心に引っかかった言葉。

「行旅死亡人=身元不明の死亡人になった子供たち」
「子どもが子どもを産む現象」
「ネットで出会い、リアルで孤立する親」
「遊び声が騒音認定される」
「放課後の遊び相手が見つからない」
「他人の子どもの世話は、うっかりできない」

2011/12/24 17:36

投稿元:ブクログ

いつもまにか中公新書ラクレの装丁が青からキミドリになったのもびっくりしたが、面白そうなタイトルのため手にとってミタ本。今までも無縁社会や格差社会の本は幾度となく読んできたが、その子供たちに目を向けた本はあまり読んだ事がなく知的好奇心が掻き立てられた。欲を言えば、その趣旨で一冊全て書き上げて欲しかった。大半は『DVを受けたこども、施設の子ども=無縁社会』とありきたりの内容であったとも捉えられる。無縁社会、という昨今のトレンドをタイトルに入れた点に巧みさを感じる。なかなかに普通に生きるのも難しい世の中だなと思うとともに、この問題には教育も密接に関わるだけで問題関心だけは持ち続けて、今後の行動の役に立てていきたい。

2012/09/16 10:40

投稿元:ブクログ

住民票が動かなければ、住民が移動したことにならない今の制度では、
子どもの状況を的確に把握して児童相談所と連携するのは難しい。

また、子どもの声を騒音と考え抗議し、その意見を容認するような社会には心底がっかりした。みんな通った道なのに。自分も社会に守られて育ってきたのに。どうしてこんなに「自分だけ良ければ」となったのでしょうか?

2012/04/11 17:25

投稿元:ブクログ

毎年、何千人もの「行方不明」の子供たちが消えている、という衝撃的なルポ。

行政の不手際から、社会的な網から零れ落ちていく子供たち。確かにそこにいたのに、いなくなってしまい、誰も何の手立ても打てないというの現状が生々しく語られます。一方ではネグレクトのような問題がある一方で、もう一方ではもっと不快で目を背けたくなるような現実があるのでは……と思いました。こういう問題提起を通して、社会的な弱者が不当な被害を受けないようになってほしいです。

2012/08/31 00:39

投稿元:ブクログ

人間関係の希薄化を、子供という視点からつづった著作 2012/08/30

資料読み。まさに資料系の書籍といったところ。ルポというほど、対象に「迫って」はいない。客観志向ノンフィクション。「無縁社会」は宣伝用のタイトルといったところで、あまり関連がない。あくまで「子ども」問題。

■p.176 子育てに、ネトゲより「盛り上がれない」という母親
面白さの追及はともかく、「安易な面白さ」のみにフォーカスされること。巷間いわれる、コミュニケーション能力とやらも、「安易な分かりやすさ」だったりしますもんね。
頑張っただけ、報われるという<RPG的な成長規範>のつよさ。確かに、「成長の喜び」と、「必ず努力が報われる楽しさ」ってば、強烈だわ。対して、子育ては、その意味では、不完全な面白さですもんね。特に、子ども自身が、コミュニケーションの「相手」と認識できないときには、孤独な作業になってしまうはず。周りの承認があれば、すこしは違ったものになりえたはず。

■p.198 公園や学校での騒音に対する講義が神経質になっている風潮
白井市の例としてあげられていたもの。公園でのサッカー禁止に違反すると「110番します」の看板。…ギャグだよね?
なるほど、「自分とは関係ない人たちが、迷惑かけてくる」って認識に移行して言っているわけか。

■p.235 ある社宅のビニールプールの変遷
1990後半-共同で一つのプールをシェア。
2000年前半-気を使わなくてすむので一人一個。
2000年後半-不公平な土地の不正利用というクレームで禁止。
なにをかいわんや。。

■ 全般 「幼い」妊娠出産
母親側の責任が大きくとりあげられてしまうが、妊娠は一人ではできませんよね。なんか「男ですいません」って気分になる。責任云々以前に、そのような状況になれないオイラがいうののもなんですが…。

2013/06/24 22:58

投稿元:ブクログ

新書にしてはかなり読みやすい本でした。
日本家庭の孤立化が進むことによって子どもたちの命が危ぶまれていくという感じの内容でした。
それにあたっての解決策の明示はありませんでしたが、虐待の現状などを知るにはちょうどよっかたのではないかと思います。

2014/01/14 00:01

投稿元:ブクログ

昨日、著者の講演を聴いたので読んでみました。本書に書かれている事例は、現実に起きたこと。レアだとは思うが、確実に起きていること。そら恐ろしさを感じました。私は教員として、虐待や無縁家庭、予備軍の実態、子どもを排除したがる地域の無理解も、目にしたことがあります。結果として、一番の被害者は子どもです。大人が自分の都合で、子どもの生きる権利を踏みにじること、絶対あってはならない。これらの現実から目を背けず、どうするべきかを問いかけ、考え合うことが必要ではないかと思います。

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