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シオンシステム 完全版(ハヤカワ文庫 JA)

シオンシステム 完全版 みんなのレビュー

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みんなのレビュー6件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (4件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
6 件中 1 件~ 6 件を表示

無題

2013/07/09 16:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:A - この投稿者のレビュー一覧を見る

前半はわくわくしましたが、後半ちょっとってのが正直な印象でした

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2012/05/12 08:47

投稿元:ブクログ

ダイナミックフィギュアと同じく、相変わらず、出だし、世界観が分からないまま話がスタートするため、とっつきが悪いが、そこさえ乗りきれば、中盤から後半にかけては怒涛の展開で一気に読み進み、最後の結末が物語の終わりを惜しむかのようにハードSFから反転、ファンタジーめいて、余韻を残して、また物語の続きを読者に考えさせるかのように唐突に終わるのは相変わらず。本作では、異様の存在との戦いのシーンが少ないが故に、命や医療の在り方というテーマがストレートに出ているのも良いし、医師会会長、投資家、事務次官、破天荒な民間あがりの元大臣からニューハーフまで、相変わらず多くの魅力的な登場人物が物語を彩っている。竹取物語と鳩、寄生虫という一見、何の関係性も無い話が見事に作品中で昇華しているが、カグヤ姫が本当の姫だった理由や、何故、姫の周りにシップとベットの製作者が集ったのか、何故、姫のゲノムにマップがあることが分かっていたのか、因果の膿とはなんだったのか等、謎は謎のまま終わる。

2012/02/29 06:54

投稿元:ブクログ

入院中なので徳間版にあたれないけど、こんなに壮大な話だったけ?
もう少しストレートに進んでいたような気がする。

いってしまえば、壮大な御伽話なんだけど、SFの部分とのバランスが非常によい。

『ダイナミック・フィギュア』の遊星と土筆の悲劇の裏返しみたいな気もしたけど、話の構造に共通項がたくさんあるような気がした。

バイオ、二足歩行機械と来て次は何を書いてくれるのか……魔法少女 ヽ(゚∀゚)ノ

2012/06/16 11:39

投稿元:ブクログ

面白い。
近未来、寄生虫を使った治療が開発された。ほぼどんな病気も治療できるが、子供にも強制的に感染してしまうため女性は治療出来ない等の問題もあった。さらにシオンシステムと呼ばれるものは若体化も可能にしたが、それにより膿も出していた。
最初は医療系のSFかと思ったら、「宇宙」やら「かぐや姫」やらが出てきて、壮大な話になった。寄生虫による治療は本当に出来そうな気がした。が、命の流れは一方通行というのは変わらないと思う。伝書鳩のレースも出てくるが、色々知らない事が沢山で面白かった。

2014/02/06 15:31

投稿元:ブクログ

中盤辺りまで医療系SFだったのが、最後には宇宙にまで進出するなんとも壮大な物語となっていた。
登場人物が多く視点もよく変わるのだけれど、それぞれの思惑や繋がりなど楽しく読めた。
ただ肝心の趣旨であるところの「帰るべき場所」への終着点がぼんやりとしたまま終わってしまったように思える。
不満は残るものの夢中になって読んでしまう程面白かったようだ。

2016/02/09 20:32

投稿元:ブクログ

 サナダムシなどをおなかに飼っていると花粉症にならないとかいう話があったが、寄生虫によって健康を増進するというのが本書のアイディア、虫寄生医療。虫といっても、サナダムシやギョウ虫ではなく、単細胞の原虫である。これを寄生させることで免疫系を賦活し、感染症と癌にはかからなくなる。そのうえバイタリティにも溢れ、百歳までも生きられるようになる。よってその処置を受けた者をセンテナリアンという。しかしそんなものが広まれば医者は商売あがったりだ、それにどんな副作用があるやもしれぬ、と医師会や薬剤師会、看護協会などが虫寄生医療の保険適用に反対する。といった政治状況。そして虫寄生医療をさらに越えたシオンシステムなるものも開発されているらしい。

 主人公・常和峰は記憶を失っている。最近3年の記憶は続いているがそれ以前がない。しかも記憶を失って発見されたとき、若返っていたのだという。とすると峰はそのシオンシステムの被恩恵者にして犠牲者ではないかと、だいたい推測がつく。
 峰はイナホを収容する施設のボランティアになっている。それとともにかつて世話になっていた中条老人のもとで競争鳩の飼育をしている。

 イナホというのは虫寄生医療の出現とほぼ時を同じくして出現した、特異なうつ状態の人々だ。うつ状態というより、意志を失ったとでもいった状態で、ほとんどコミュニケーションも断っている。イナホも虫寄生医療と何か関係がある。恐らくその暗黒面と。
 さらに峰の恋人だったハルカはかつてイナホのような状態だったのを峰に救われたらしい。峰はハルカの存在を忘却しており、ハルカは峰の居所を知らない。

 そしてなぜか鳩競争の話が平行して語られる。というのも虫寄生医療のもととなった原虫はそもそもシオンと名付けられた鳩に寄生していたものだから。

 例によって複雑にからみあった設定のため説明がややこしいが、おおむねこんなところ。
 そして、シオン・システムの開発者・新海英知は常和峰の親友であり、彼もまたハルカを愛している。この三角関係と鳩の帰巣本能、そしてかぐや姫のアリュージョンが作品の核である。つまり帰る場所。
 ハルカはなぜか自分の故郷は空にある見えない星だと思っており、峰と英知はそもそも恒星間飛行を可能とするための宇宙船と生命維持装置の開発を目論んだのだ。

 アクション・シーンなどがほとんどない群像劇は、登場人物の強烈な個性をキラキラさせながら、しかし淡々と進み、事態の全貌は次第に明らかになっていく。明らかになったら決着をつけねばならない。
 『ダイナミックフィギュア』同様、ここには悪人は登場しない。みなそれぞれの思いで生き、そして少なからず道を誤る。
 医師会会長の細江義臣も重要な登場人物だが、彼がシオンシステムに抗うのは、商売あがったりになるからだけではない。「命の重みを忘れたときに人間は崖から足を踏みはずして谷底に落ちる」。

 話は、しかし、単に生命倫理を問うバイオものに終わらず、SFとしてはいささか破綻している感があるが、かぐや姫の物語になっていくところがユニークだ。
 2007��徳間書店刊『シオンシステム』に、翌年雑誌に発表された続編を加えて推敲した「完全版」である。

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