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北風の吹く夜には

北風の吹く夜には みんなのレビュー

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みんなのレビュー3件

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紙の本

メールだけで構成された異色の恋愛小説?! ただ、訳書ならではの違和感が拭えない。

2012/04/10 21:58

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:惠。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

きっかけは一通の間違いメール。
エミという女性が「ライク」という雑誌の定期購読を解約を申し込んだアドレスは、
雑誌とは一字違いのレオ・「ライケ」氏だった。

激昂したエミのメールにウイットに富んだ返信をしたレオ。
それをきっかけに、ふたりは頻繁にメールをやりとりするようになる。

既婚で子どものいるエミ。一方レオは彼女と別れたばかり。
ふたりは「会わない」ことを約束し、メールを続ける。
そしてある日、「会う」約束をしてしまう。


メールを介してやりとりするふたりの男女。
映画の『ユーガットメール』を彷彿させるのだが、
内容は大きくことなる。
なぜならば、本書に登場するふたりの男女は会わないのだから。

日々のことを語り、
自分自身の内面を語りあうエミとレオ。
ふたりのお互いに対する興味は、
メールを重ねる度に膨らんでいく。
それでも「会わない」ことを選択するエミとレオ。

「会いましょう!」と言って(書いて)も、
それは冗談だとわかっている。
なぜならば、わたしたちは「会わない」ことにしたのだから。

エミとレオは自分の心と、そして生活と葛藤する。
そんなふたりの気持ちの変化を追体験する形で
見守るのが読者の役割だ。

本書は全編、メールで構成されている。
約300ページの本書に収まっているメールの数は膨大だ。
長いメールもあれば、一行だけのこともある。
手紙と違って読み返すよりも前に、
感情に任せて送ってしまった内容もある。

メールを介する男女のやりとり。
10年ほど前ならば手紙であったけれど、
こういうやりとりは、普遍的なものだ。

そしてエミとレオの会話(筆談?!)。
ふたりのやりとりは、人間関係でよく見られる
ある種の「ゲーム」だ。
このやりとりも普遍的なもの。

普遍的なものは受け入れられやすい。
ベストセラーになった理由にはそういう点もあるのだろう。

ただ、これは翻訳書だから仕方のないことなのかもしれないが、
エミやレオの言葉遣いが、とても不自然。

例えば英語の「I love you」。
「私はあなたを愛している」との翻訳は
間違いではないけれど、
違和感を覚えてしまう。

文化、習慣エトセトラ…
バックグラウンドが異なる言葉を訳するというのは
とても難しいことなのだと想像する。
「超訳」ではないのだから、
意訳の多用もよろしくないだろうし。

そんなわけで、エミとレオの会話は
わたしの心には響かず。
ついでにいうと――これも翻訳のせいか――、
安全な場所を手放す決意もないまま
レオを求めるエミの狡さが鼻につき、
共感するところもなかった。

わたしにとってエミは
『深く深く、砂に埋めて』の友利子よりも
よっぽど「嫌な女」である。

ただひとつ爽快だったのは、
ラストにレオが取った行動だ。
わたしはその行動が「正解」だと信じている。
他に正しい解など存在しない、
それくらい適切な行動を彼はとったのだと。

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2012/09/23 16:01

投稿元:ブクログ

ドイツでベストセラーらしい。会いたいのか会いたくないのか。メールで出会ったからこそ想像が膨らんでるところもリアル。途中からいつになったら会うの!ってもどかしくなった。

2012/03/20 22:15

投稿元:ブクログ

男女のメールのやりとりによる恋愛小説、というとピンとこないけど、300ページを費やしてこれ、会わないんです。かといってプラトニックなんかではちっともなくて、きわどいメールもあれば、対面することなく混雑したカフェでお互いを見わけられるかという馬鹿馬鹿しいゲームに興じたりします。ワインを飲みながらメールしたり、留守電に吹き込んだ声を確かめあうところなんか、超キュート。
甘えたり、つっけんどんになったり、恋の駆け引きのすべて(かどうかは存じません)がメールのやりとりだけで再現されているのは見事!
あまりのラストに、きっと続きのページを探してしまうはず。

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